Netflix、MIPアフリカで南アフリカ発の新作映画とシリーズを発表
Netflixは火曜日、南アフリカから今後配信予定の映画とシリーズを初公開した。
Netflixの中東・アフリカ地域コンテンツ担当副社長であるベン・アマダスン氏は、「Netflixの継続的なコミットメントを示すもので、様々なフォーマットやジャンルにおいて南アフリカから本物のローカルストーリーを配信する」としている。
今後予定されているコンテンツには、国際的なリアリティ番組『Love Never Lies(原題)』の南アフリカ版、『Happiness(原題)』シリーズの新作、4部構成の長編アンソロジー『Disaster Holiday(原題)』などの作品がある。
「南アフリカの制作パートナーとの関係を強化し、地元のストーリーテラーによる多様で本格的な地元の物語を、地元と世界の視聴者に届けることができることに、私たちは大きな喜びを感じています」とアマダスンは語った。「私たちは、南アフリカの物語が地元で愛されているだけでなく、世界中の多くの国々でファンダムになっているのを目の当たりにしてきました。これは、Netflixが南アフリカのローカルな物語や世界の物語をお届けし、世界中の2億7800万人の会員を楽しませるための活動を続けるにあたり、ほんの一端に過ぎません。」
南アフリカからNetflixで配信予定の各タイトルの詳細は以下の通り。
『Love Never Lies 南アフリカ』
ラピッド・ブルーが制作する国際的リアリティ番組の南アフリカ版では、目をスキャンする嘘発見器で信頼関係を試される6組のカップルに焦点を当てる。このリアリティ・シリーズでは、嘘やごまかしには罰金、真実には賞金がついてくる。真実は11月29日からNetflixで配信されるエピソードで明らかになる。
『Happiness Is(原題)』
10月18日にNetflixに登場する『Happiness Is』は、ロマンチックコメディ・フランチャイズの新作で、互いの弱さと絆に直面することになる友人たちの物語が続く。彼らはお互いに幸せになることに成功し、自分自身に幸せを見出そうとする葛藤を乗り越えることができるのだろうか?ブリンゴラ・メディアと女性主導の制作チームによって制作される本作は、レセディ・シスワナがプロデュースを担当し、ボンギウェ・セレーヌがクリエイティブ・プロデューサーとエグゼクティブ・プロデューサーを務める。
『Umujolo(原題)』
南アフリカで最も視聴されている番組のプロデューサーであるステンドグラスTVが『Umjolo』という4部構成の長編アンソロジーを2025年2月まで毎月配信する。最初の作品『Umjolo:第1作『ウムジョロ:ゴーン・ガール』は、愛情深く協力的で、気配りができ魅力的な完璧なボーイフレンドを持つ若い女性の物語である。彼と婚約したとき、彼女は世界の頂点にいたが、医者の診察がすべてを変えてしまう。『ウムジョロ:ゴーン・ガール』は11月8日よりNetflixで配信開始。
『Disaster Holiday(原題)』
ホリデーシーズンは、Netflixのヒットタイトル『クリスマスを台なしにする方法』『愛を台なしにする方法』『交渉人ロボラマン』『シングルフレンズ~そんな恋愛やめちゃえば~』のクリエイターであるBurnt Onionプロダクションズによる、楽しさいっぱいの陽気な作品なしには終わらない。ラマファケラ兄妹は新作『Disaster Holiday』をファンにお届けする。この作品は、キャリア志向の仕事中毒の男が、機能不全に陥った家族をホリデーに連れて行くことで、自分が完璧な父親であり夫であることを証明しようとする物語。長編映画監督2作目となるレタビレ・ラマファケラが監督を務める本作は、12月13日よりNetflixで配信開始。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/山中 彩果