ダニエル・クレイグ、主演作『Queer』ヴェネツィア上映に感動 ― 9分半の拍手喝采に包まれる

ドリュー・スターキー、ルカ・グァダニーノ監督、ダニエル・クレイグ、ヴェネツィアにて 写真: Getty Images
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現地時間3日、ヴェネツィア国際映画祭ルカ・グァダニーノ監督最新作『Queer(原題)』のワールドプレミアが開催され、キャストのダニエル・クレイグ、ドリュー・スターキーが会場に駆けつけた。

会場には、スペインの巨匠ペドロ・アルモドバルやクレイグの妻、レイチェル・ワイズの姿も見られ、上映終了後は9分半のスタンディングオベーションが巻き起こった。観客からの拍手喝采に、主演のクレイグが感極まった様子を見せる一幕もあった。

作家ウィリアム・S・バロウズによる小説に基づく『Queer』は、40年代後期のメキシコシティを舞台に、ドラッグ・アルコール中毒の50代のアメリカ人男性・ウィリアム(クレイグ)が、青年・ユージーン(スターキー)との恋に溺れるさまを描く。

ダニエル・クレイグ、ドリュー・スターキー、新作『Queer』写真: Yannis Drakoulidis/Courtesy of A24

脚本は、グァダニーノの前作『チャレンジャーズ』のジャスティン・カリツケスが務め、音楽はオスカー受賞歴を誇るトレント・レズナーとアッティカス・ロスが担当。さらに、衣装は「ロエベ」のクリエイティブディレクター、ジョナサン・アンダーソンが手がけた。

キャストには、300人の若手俳優の中からユージーン役に選ばれたドリュー・スターキー(『アウターバンクス』)のほか、レスリー・マンヴィル、ジェイソン・シュワルツマンらが名を連ねている。また、ヒット曲「Evergreen」で知られ、ゲイであることを公表している新星ポップ歌手、オマー・アポロが本作で俳優デビューを飾った。

ダニエル・クレイグ、ドリュー・スターキー、新作『Queer』写真: Yannis Drakoulidis/Courtesy of A24

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌

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