『イカゲーム』製作者、シーズン2は「クレイジー」と予告 ― シーズン3で完結させる理由も明かす
3日、LAで開催されたNetflixのFYCイベントに、ヒットシリーズ『イカゲーム』のファン・ドンヒョク監督と主人公・ギフン役のイ・ジョンジェが登場。12月26日配信のシーズン2へのアプローチについて語った。
「もちろん、世間からの期待が非常に大きいことは分かっていたので、プレッシャーは感じていました。そして正直なところ、シーズン1を制作していた時点では、シーズン2を作ることを詳細に計画していませんでした」と、ファン監督は米『ハリウッド・リポーター』に明かした。
「しかし、もしシーズン2を作ることになった場合、どんなストーリーにするかというアイデアは持っていました。それは、ギフンがゲームを止めるために再びあの世界に戻っていくという物語でした。シーズン2~3を通して、ギフンのその旅路を肉体的にも感情的にも追っていくことになります」
本作でエミー賞を受賞したイ・ジョンジェは、シーズン2の脚本を初めて受け取った時のことを次のように振り返った。「監督がこんなに早く書き上げられるとは思っていませんでした。でも実際に読んでみると、『これは完璧だ、変更の必要は全くない』と思いました。とても優れた脚本で、『この人は天才だ』と思うほど、その才能に感嘆するばかりでした」
今夏、Netflixは『イカゲーム』が2025年に配信予定のシーズン3で終了することを発表。ファン監督は、「シーズン3の編集作業はほぼ完了している」と述べ、シリーズを比較的早い段階で終了させることにした理由を説明した。
「シーズン3のエンディングのアイデアを考えていた時、これが最終回になるということが自然と浮かんできました。そのストーリーで、キャラクターとしてのギフンの視点からも、作品を通して私が伝えたかったことのすべてを語ることができると確信しました。これ以上の物語は、必要ないと思ったのです」
そしてファン監督は、12月配信のシーズン2について、「クレイジーです」と予告した。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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