ジェフ・ベゾス氏、トランプ氏の大統領就任には“楽観的”「大いに希望を持っている」
Amazonの創業者で『ワシントン・ポスト』のオーナーのジェフ・ベゾス氏は4日、大統領候補者を支持する慣行をやめるという自身の決定を強調し、「正しい決定だった。私たちが下した決定を誇りに思う」と述べた。
ベゾス氏は、『ニューヨークタイムズ』のイベント「Dealbook Summit」でアンドリュー・ロス・ソーキン氏と対談。 同氏は、その決定が政治的大炎上を引き起こし、国家に何らかの損害を与えることを知っていたと付け加えた。しかし、『ワシントン・ポスト』が信頼の低下に直面していることもあり、必要な決断だったという。
「これが非常に大きな形で受け止められることは分かっていました。これらの事柄は実際の重要性以上のインパクトを持っています。悪質なPRなどを懸念して、間違ったことをしてはいけません」
大統領候補の推薦を取りやめる決定は、『ワシントン・ポスト』のシステムに大きな衝撃を与えた。編集委員会は、すでにカマラ・ハリス副大統領の推薦文を執筆していたところだった。決定が発表されてから数日後、ベゾス氏は紙面の社説で「大統領候補の推薦は、選挙の勢力に少しも影響を与えない」と主張していた。
しかし、ベゾス氏は、自身と『ワシントン・ポスト』に向けられた非難にもかかわらず、ドナルド・トランプ氏の2度目の大統領就任について楽観的な様子だ。
「今回は非常に楽観的です。大いに希望を持っています。規制を減らすことに多くのエネルギーを注いでいるように見えますし、もし私がそれを手伝えるなら、手伝います」と述べ、経済の大きな成長が国家の債務のような問題を解決するのに役立つと指摘した。
「トランプ氏がこの規制アジェンダに真剣であることに、私は非常に楽観的です。彼には、成功する良い機会があると思います」
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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