エルヴィスの孫ライリー・キーオ、母とマイケル・ジャクソンの結婚を回想「2人の愛は本物」
俳優のライリー・キーオが、2023年に死去した母リサ・マリー・プレスリーとマイケル・ジャクソンの結婚について振り返った。
■“キング・オブ・ポップ”と結婚した母…生活が一変
リサ・マリーはライリーの父親であるダニー・キーオとの別居を経て、1994年から96年までジャクソンと結婚していた。リサ・マリーとダニー・キーオの間には、ライリーと息子のベンジャミン(2020年に死去)がいる。
「私たちの生活が、それ以上にクレイジーになることはありませんでした。報道や狂気、パパラッチは既に存在していましたから…でも、母がマイケルの生活を見たとき、彼が持っていて母が持っていないものがありました」と、ライリーはポッドキャスト番組『Call Her Daddy』で語った。
「当時母は、『私も飛行機を持つべきだし、これやあれも持つべきだ』と思うようになり、そういう意味で私たちの生活は大きくなりました。それまでは父と一緒にいて、生活はとてもシンプルだったんです。母には10人もアシスタントがいるわけではなく、そういったものも必要としていませんでしたが、それが変わったんです」
■貸し切りが日常に
また、ジャクソンはライリーと弟ベンジャミンのために施設を貸し切りにしていたという。
「多くの場所が貸し切りになりました。それは私たちの家族が何かをしたい時、おもちゃ屋に行きたい時とか、乗り物に乗りたい時などの唯一の方法でした。ロンドンのおもちゃ屋にいた時、店内には弟と私だけで、階から階へと移動しながらカートを満タンにしました。それが私たちのためだったのか、それとも単に私たちの生活がそういうものだったのかはわかりません」
■ジャクソンの疑惑については「何も知らず」
ジャクソンはリサ・マリーと結婚する前、虐待疑惑と子供への暴行疑惑に直面。しかし、ライリーは当時何も知らなかったという。「(疑惑について)何も知らされませんでした。実際、大人になってからもそのことについて尋ねたことはありません。それはそれとして受け止めていました。単に考えたことがなかったんです」
1990年代後半から2000年代初頭にかけて未成年者への性的虐待で告発されが、ジャクソンが有罪判決を受けることはなかった。ジャクソンは2009年、50歳で亡くなった。
そしてライリーは、母とジャクソンの関係について「私が知っているのは、二人が恋をしていて、お互いへの愛が本物だったということです。なぜなら私はそこにいて、覚えているからです。それ以外のことは、私には分かりません」と語った。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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