マドンナ、トランプ政権の反LGBTQ+大統領令を痛烈批判
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歌手のマドンナが、アメリカのドナルド・トランプ政権による社会的弱者を標的とした一連の大統領令を痛烈に批判している。
マドンナは自身のX(旧Twitter)を更新し、LGBTQコミュニティへの支持を表明。トランプ大統領が先週20日にホワイトハウスへ復帰し、トランスジェンダーの人々が軍に入隊・勤務することを禁じる大統領令に署名したことを受けたものだ。
「私たちが何年もかけて闘い、勝ち取ってきた自由が、新しい政府によってゆっくりと解体されていくのを見るのは本当に悲しい」とマドンナは投稿し、LGBTQプライドの旗と壊れた赤いハートの絵文字を添えた。「決して闘いを諦めてはいけない!」
トランプ大統領は27日、「軍の卓越性と即応性の優先」という大統領令に署名。この命令は、トランプの第1期政権時の政策を復活させるものであり、トランスジェンダーの人々が軍に入隊し、公に勤務できるようにした2021年のジョー・バイデン氏による大統領令を撤回する内容となっている。また、大統領は就任初週で、ダイバーシティ、公平性、インクルージョン、アクセシビリティ(DEIA)の推進政策を次々と廃止している。
マドンナは、80年代からHIV/エイズ危機について発言し、ゲイの権利を訴えるなど、LGBTQコミュニティの支援を続けてきた。2019年には、第30回GLAADメディア・アワードで「アドボケート・フォー・チェンジ賞」を受賞し、その活動が称えられた。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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