なにわ男子・長尾謙杜、初主演映画『おいしくて泣くとき』は「たくさんの愛が詰まった作品」
なにわ男子の長尾謙杜の初主演映画『おいしくて泣くとき』の完成披露試写会が4日、東京・丸の内ピカデリーで行われた。長尾は共演の當真あみ、安田顕、ディーン・フジオカ、横尾初喜監督とともに上映前に舞台挨拶。「切なさの中に温かさ、たくさんの愛が詰まった作品を届けられることをうれしく思います」と満面の笑みを浮かべた。
森沢明夫氏の同名小説が原作。心を寄せ合いながらも引き裂かれた幼なじみが、30年後にその真実を知るラブストーリー。5年前に原作と出合った横尾監督が、「恋愛から始まるが、勇気を出して行動すれば報われるということに感銘を受けた」と映画化を熱望し、完成にこぎつけた。
長尾は、今年1月に公開された『室町無頼』に続く撮影。前作は時代劇で、激しいアクションにも挑んだとあって、「メイクに3時間もかからないし、寒くないし現場にほこりもたたない。ギャップがありすぎて、現代はいいなあと思いました」と冗談交じりに話した。
ヒロインの當真は、「撮影が初めましてだったので緊張していたけれど、同級生役の長尾さんが雰囲気をつくるために話しかけてくださり、いい雰囲気で作品作りができました」と感謝。長尾は照れながらも、「おしとやかな中にしっかりとした芯を持っていて、僕より精神年齢は高いかもしれない。違和感なく、自然にシーンに入り込めた」と応じた。
ディーンは長尾の30年後を演じたため、「お母さんに伝えたら凄く喜んでくれて、『あなたもディーンさんみたいに育ってね』と言われた。ある意味、親孝行ができた」と満足げ。ディーンも、「親の顔が見てみたいね」と相好を崩した。
長尾の父親役の安田は、こども食堂を営んでいるという設定で「スタッフ、キャストが一つの思いを持っていた現場だった。その結果がスクリーンに映る主要な二人に出ている。僕も大好きな映画です」とべた褒め。さらに、「主役、座長としてのたたずまいが素晴らしかった」と“息子”を絶賛していた。
『おいしくて泣くとき』は、4月4日に全国で公開される。
取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元
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