トランプをポッドキャストに呼んだら、予定していた会場が使えなくなった — 米コメディアンが語る裏側

Andrew Schulz: LIFE. Andrew Schulz at the Beacon Theatre in New York, NY.
アンドリュー・シュルツ 写真:Clifton Prescod/Netflix
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米コメディアンのアンドリュー・シュルツは、ポッドキャストにドナルド・トランプをゲストとして招いたことで、思わぬ影響を受けたという。

彼は、スタンダップコメディアンとしてアリーナ公演を完売させるほどの人気を誇り、ポッドキャスターとしても『Flagrant』という番組で大きな影響力を持っていた。実際、10月には大統領候補だったドナルド・トランプをゲストとして招くほどの注目を浴びていた。

しかし、トランプをポッドキャストに招いたことで、予定していたニューヨークのBrooklyn Academy of Music(BAM)での特別公演が急遽キャンセルされた。

シュルツは、「最初は問題なかった。でもトランプが出演した後に『理事会と話し合った結果…』みたいな感じでダメになったんだ」と語り、深くは語らなかったが「まあ、そういうことさ」と諦めの言葉を口にした。

トランプを呼んだことで批判の声も上がったが、シュルツは政治や宗教の話題に関わることで「誰かにとっては英雄になり、誰かにとっては悪党になる」と冷静に語る。しかし、最も印象的だったのは、トランプ派とカマラ・ハリス派の両方が、同じ映像をそれぞれ自分たちに有利なように編集して拡散していたと述べ、「まさに、アメリカ文化の縮図だよね」と振り返った。

シュルツがトランプを呼んだ理由については、3つの重要な質問があったからだという。1つ目は、彼自身が抱える不妊の問題に関連して、体外受精(IVF)を守ると明言できるかどうか。トランプはカメラの前で「守る」と答えた。2つ目は、不必要な戦争をやめる意思があるかどうか。そして3つ目は、法を犯していない不法移民に対して市民権への道を開く可能性について。シュルツは、最後の質問にはあまり答えてもらえなかったと笑いながら話した。

シュルツは、トランプをポッドキャストに呼んだことで「影響を与えた」と言われることに関しては、「影響力があろうとなかろうと、大事なのはその場にいた時に、自分が納得できる行動を取ったかどうかだ」と述べた。彼は、聞くべきことを聞き、それに誇りを持っていると自信を持って語った。

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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