『ストシン』ジョー・キーリーがブロードウェイデビュー!俳優業と音楽活動を語る「挑戦しがいのある役をやりたい」
Netflixの大ヒットシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』(2016~2026年)のスティーブ・ハリントン役で知られるジョー・キーリーが今秋、舞台『アザー・デザート・シティーズ』でブロードウェイデビューを果たす。
キーリーは米『ハリウッド・リポーター』のインタビューに応じ、ブロードウェイデビューの心境や、俳優業と音楽活動の両立について語った。
ジョー・キーリー、『アザー・デザート・シティーズ』で夢のブロードウェイに初挑戦
『アザー・デザート・シティーズ』はジョン・ロビン・ベイツによる戯曲で、ジョン・ベンジャミン・ヒッキーが演出を務める。子どもの頃から演劇に親しみ、演劇学校に通っていたキーリーは、本作への出演を即決した。映像作品でブレイクした後も、再び舞台に立ちたいという思いを抱いていたという。
さらに、共演者の顔ぶれも、出演を決める大きな後押しとなった。本作はキーリーに加え、ジュリア・ルイス=ドレイファス、アリソン・ジャネイ、エド・ハリス、リリー・レーブが出演する。
「最初に参加した台本読みには、ジュリアとアリソンとエドが出席していた。僕は3人の大ファンだから、出演の話を聞いたときは『すごい!もちろん、ぜひやりたい!』と思った」と、キーリーは振り返る。
物語は、トリップ(演:キーリー)と姉のブルック(演:レーブ)が実家に帰省する場面から幕を開ける。2人の両親は政治的に保守的な立場で、ブルックは一家の過去に隠された闇を暴く新刊を出版したばかり。その本では両親を批判的に描いており、彼女は両親に出版の許可を得ようとする。トリップは家族の仲裁をしようとするが、事態は次第に緊迫していく。
キーリー演じるプロデューサーのトリップは、一見すると口のうまいハリウッドの業界人だが、実際には純粋に家族の絆を取り戻したいと願っているという役どころ。キーリーは自身の役についてこう語る。
「これから105回ほどの公演を通じて僕が目指すのは、クリスマスを救うことなんだ。そう自分に冗談を言っているよ」
豪華なキャストがそろう本作で、キーリーは印象的な長いモノローグも担当する。長ゼリフの準備にあたり、演出家との綿密なやり取りに加え、トリップという役柄を深く理解する必要があった。
「セリフを覚えたつもりでも、実際には全然身についていないと気づいて、最初から覚え直すこともある。僕の場合、できるだけ頭と体に染み込ませるために、体を動かしながら覚えることが多い。たいてい歩き回りながら、ひたすら独り言を言って、そのあと稽古に臨むんだ」
稽古場でのキーリーは共演者たちに対して、当初は畏敬の念を抱いていたという。しかし実際に舞台に立ってみると、演劇に打ち込んでいた高校時代のような感覚を覚えたという。
「演劇の世界では、ある種のエゴは捨てなければならない。みんな、やりたいから舞台に立っているし、演劇が好きだからここにいる。そういう意味では、演劇はある種、立場や肩書きを取り払って、みんなを対等にしてくれるものだと思う」と、キーリーは語った。
『ストレンジャー・シングス』後も俳優とミュージシャンを両立!今後の展望とは
キーリーは『ストレンジャー・シングス』への出演と並行して、複数のインディペンデント映画にも出演してきた。また、テレビシリーズ『FARGO/ファーゴ』シーズン5(2023年)にも参加している。
多忙なスケジュールの合間を縫って舞台に出演することは、キーリーにとって大きな挑戦だった。俳優として映像作品に出演する一方、彼は「Djo」名義で音楽活動も行っている。代表曲のひとつ「End of Beginning」(2022年)はTikTokで大きな話題を呼び、米ビルボードのHot 100チャートにもランクインした。
今年初頭にはツアーでメキシコと南米を回り、その後はテーム・インパラのオープニングアクトを務めた。さらに、今回の舞台の稽古が始まる直前まで、自身のツアーでイギリス公演を行っていた。
「気持ちの切り替えが本当に急激だった。日曜にツアーが終わって、月曜に飛行機に乗り、火曜にはもう稽古が始まったんだ。最初の1~2週間は環境の変化に戸惑ったけれど、とにかく何とか乗り切るしかなかった」
『ストレンジャー・シングス』のキャストとしては、ゲイテン・マタラッツォやマヤ・ホークもブロードウェイデビューを果たしている。キーリーが特に刺激を受けたのは、昨年『John Proctor is the Villain(原題)』でブロードウェイに復帰したセイディー・シンクだったという。

今後も俳優業と音楽活動を両立させていく考えだが、具体的にどのようなバランスになるかは分からないという。『ストレンジャー・シングス』が完結した後も、やりたい役を具体的に思い描いているわけではない。むしろ、「これまでとは違った新鮮さがあり、挑戦しがいのある役を探し続けたい」と、キーリーは語る。
「結局のところ、自分でどうにかできることばかりではないんだ。いくつもの選択肢が目の前にあって、その中から好きなものを自由に選べるわけじゃないからね。僕は、来るべきものは自然と巡ってくると信じている。それに、日々、自分が何をしたいのかという直感を大切にするようにしている」
舞台『アザー・デザート・シティーズ』は現地時間10月18日(日)にハドソン劇場で開幕し、2027年1月17日(日)まで上演される。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
【関連記事】
- 『ストレンジャー・シングス』知られざるグッズ特集|Netflix公式アイテム・レゴ・キーホルダーまとめ
- 『ストレンジャー・シングス』キャスト集結!10年間の友情を語る特別映像が解禁「もう終わりだなんて信じられない」
- 『ストレンジャー・シングス 5』キャスト陣が明かす、最終話の撮影の裏側と10年間の絆「完ぺきな結末」【ネタバレあり】
- 注目の若手俳優セイディー・シンク&ノア・ジュープ、『ロミオとジュリエット』でロンドン舞台デビュー!甘美な場面写真が公開
- 【2026年10月】Netflix(ネトフリ)おすすめ日本ドラマランキング23作品
