メル・ギブソン、手話ジェスチャーで炎上──ASL通訳者を揶揄?「悪意はなかった」と謝罪
『ブレイブハート』などで知られるメル・ギブソンが、カナダで開催されたファンイベントでのジェスチャーをめぐり炎上。ASL(アメリカ手話)の通訳者の背後で手話をまねるような仕草を見せたとしてSNS上で批判が広がり、本人が謝罪声明を発表した。
メル・ギブソン、ASL通訳者へのジェスチャーで炎上
メル・ギブソンは8月30日、トロントで開催された「FAN EXPO Canada」に登場。キャリアを振り返るQ&Aセッションに参加した。
その際、ステージに登壇する場面を撮影した動画がSNS上で拡散。ギブソンがカーテンの後ろから姿を現し、ASL通訳者の背後を通り過ぎる際に手を動かす仕草を見せたことから、通訳者や手話を揶揄したのではないかとの批判が広がった。
これを受け、ギブソンは声明を発表。「スポットライトを浴びるステージに押し出されると、頭の中があちこちに飛んでしまうことがあり、時には思慮のない愚かな行動が出てしまう」と釈明した。
さらに、「悪意はまったくなかった」としたうえで、「不快な思いをした人には心から謝罪する」と述べている。
SNSで批判が相次ぐなか、ギブソンが謝罪
今回の騒動を受け、SNSではギブソンの行動に対する批判が相次いだ。
あるユーザーは、手話を「自分たちの言語」としたうえで、その言語が社会で認められ、真剣に受け止められるよう努力していると投稿。別のユーザーからは、ギブソンの出演作には好意を持っているものの、今回の件で本人への印象がさらに悪化したとの声も上がった。
一方、同じASL通訳者が登場した別の場面にも注目が集まっている。『リーチャー ~正義のアウトロー~』のアラン・リッチソンは、自身のイベントセッションを終えてステージを去る際、観客から拍手を受けながら通訳者と握手。その様子を収めた映像もInstagramで拡散され、ギブソンとの対応の違いに注目が集まっている。
イベントを主催した「FAN EXPO Canada」には、今回の件についてコメントを求めている。
メル・ギブソン、新作『ザ・レザレクション・オブ・クライスト』も控える
今回の騒動は、メル・ギブソンが監督を務める『パッション』の続編『ザ・レザレクション・オブ・クライスト(原題:The Resurrection of Christ)』の公開を控えるタイミングで起きた。
『ザ・レザレクション・オブ・クライスト(原題:The Resurrection of Christ)』は2部作として製作され、ライオンズゲートが第1部を2027年5月6日、第2部を2028年5月25日に米公開する予定。『パッション』から約20年を経て描かれるキリストの復活をめぐる物語として、ギブソンの監督最新作に注目が集まっている。
「FAN EXPO Canada」は8月30日までトロントのMetro Toronto Convention Centreで開催された。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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