笑福亭鶴瓶、7年ぶり怪盗グルー役で降板危機⁉「途中で無理や、言いました」

『怪盗グルーのミニオン超変身』日本語吹き替え版キャスト報告会の様子
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米イルミネーションの最新アニメーション映画『怪盗グルーのミニオン超変身』の日本語吹き替え版キャストの報告会が10日に行われ、笑福亭鶴瓶、片岡愛之助、山田杏奈、児玉すみれ、三木眞一郎、小林ゆうが出席した。

2017年『怪盗グルーのミニオン大脱走』以来7年ぶり、グルーが主人公のシリーズ第4作。鶴瓶は2010年の第1作『怪盗グルーの月泥棒』から14年にわたりグルー役を担っているが、「7年もたったら初めてみたいなもんや。苦労しました」愚痴ることしきだ。

笑福亭鶴瓶

レギュラー7本を抱える売れっ子だけに、多忙な合間を縫ってアフレコに臨んだが、「(吹き替え版の)監督がきつくて、グルーの感情に乗せて泣いてくれ言われても、あんな顔に乗せられへんわ。今回は途中で無理や、言いましたもん」とカミングアウト。愛之助になだめられて、ようやく落ち着きを取り戻し「でも、ちゃんとやり遂げましたよ。今回は本当に面白いですよ。笑えるし、ちょっと泣けるところもある」とPRに努めた。

そして、長年同じ役を演じているからこそ「アイドルグループの若い子も、小さい時から見ていて俺をグルーとして見てくれる人もいる。自分が思っている以上に愛されているのが分かった」と実感。グルーの三女アグネス役の児玉から、サプライズで「父の日」の黄色いバラの花束を贈られ「ありがとう。俺は(グルー役から)逃げられへんしな。(実の)お父さんにもちゃんとあげるんやで」とにんまりしていた。

『怪盗グルーとミニオン超変身』日本語吹き替えキャスト

愛之助は、グルーの高校の同級生の悪党マキシム役で洋画アニメの吹き替えに初挑戦。「鶴瓶さんと同級生って驚きましたし、歌を歌うシーンがあることも知らなくて真っ青になった。ちょっときざで嫌味な役なので難しかった」と苦笑。だが、鶴瓶は「楽しそうにテンション高くやってたやん。うまかったで」と太鼓判を押していた。

『怪盗グルーとミニオン超変身』は、7月19日から全国で公開される。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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