第98回アカデミー賞(2026)エイミー・マディガン、助演女優賞を受賞!40年越しの悲願達成
日本時間3月16日(月)、ハリウッドのドルビー・シアターで開催された第98回アカデミー賞授賞式にて、エイミー・マディガンがザック・クレッガー監督の最新作『WEAPONS/ウェポンズ』で見事、助演女優賞に輝いた。
▼史上最長「40年1ヶ月」の空白を経ての栄冠
現在75歳のマディガンは、今回の受賞でアカデミー賞の歴史に新たな爪痕を残した。1985年の『燃えてふたたび』での初ノミネートから、今回の初受賞までにかかった歳月は40年と1ヶ月。これは、ジェラルディン・ペイジが保持していた32年1ヶ月という記録を大幅に塗り替える、女優としての史上最長ブランク記録となった。
昨年の同賞受賞者ゾーイ・サルダナによって名前が読み上げられると、会場を埋め尽くしたスターたちは総立ちとなり、ベテラン俳優の快挙をスタンディングオベーションで称えた。
▼「怪演」が社会現象に…作品の空気を一変させたグラディスおばさん

マディガンが本作で演じたのは、物語の鍵を握るグラディスおばさんだ。 『バーバリアン』で脚光を浴びたザック・クレッガーが監督・脚本を務めた本作は、ある夜、同じクラスの小学3年生17人が自宅から同時に失踪するという不可解な事件を描くミステリー・ホラー。
マディガン演じるグラディスは、崩れたピエロのようなメイクと異様なウィッグ、そして圧倒的な威圧感を放つキャラクターとして登場。物語の終盤、彼女が自身の病を癒やすために呪文を唱えた「魔女」であったことが明かされると、その不安定で不気味な魅力はネット上で大きな話題となり、文化的な現象を巻き起こした。まさに「登場するだけで空気を変える」彼女の演技が、作品の恐怖と緊張感を決定づけたと言える。
▼「夫エド・ハリスがいなければ、何の意味もなかった」
感動的なスピーチで、マディガンは「すばらしい役を書き、思いきり暴れさせてくれた」とクレッガー監督に感謝を述べた。また、プロモーション期間中に孤独を感じていた自分を温かく迎え入れてくれた、エル・ファニングら他作品のノミネート者たちとの絆についても触れた。
スピーチの締めくくりには、娘のリリー夫妻、そして「すべての愛犬たち」への愛を語り、最後には最愛の夫であり、同じくオスカーノミネート俳優であるエド・ハリスへ向けて最高の賛辞を送った。
「エドはずっと私のそばにいてくれた。それは本当に、とてつもなく長い時間。彼が隣にいなければ、この賞も何の意味も持たなかったわ」
40年以上のキャリアを経て、再び世界の中心でスポットライトを浴びたエイミー・マディガン。その圧倒的な存在感は、まさにベテラン俳優の“再発見”と呼ぶにふさわしい瞬間となった。
記事/和田 萌

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