映画界における優れた科学技術を表彰、2023年アカデミー科学技術賞が発表
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現地時間24日、アカデミー科学技術賞の授賞式が行われる。映画芸術科学アカデミーが発表した。今年は、8つの科学技術の功績を表彰する予定だ。
今年、ゴードン・E・ソイヤー賞に輝いたのは、レンズデザイナーのイアン・ニール。ニールは、“革新的なデザインで、映画撮影に多大な影響を与えた”とされ、オスカー像が贈呈される。さらに、ライアン・レイニーが先進的なAI技術で特別賞を受賞。レイニーは、表情を維持しつつ、顔の特定を不可能にするAI“変装”技術を活用した。
そして、科学工学賞は、L・バートンとW・コックス、H・プレストンとB・バトラー=スミスの4人が受賞。それぞれ、被写体とカメラの距離を測定する撮影システムを開発した。
また、技術成果賞は、総勢14人に贈られる。ハワード・ジェンセン他2人は、映画撮影時に実際に雨を降らせる技術を開発した。
科学技術賞の会長グラント氏は、「先駆的な雨の技術から、AI技術まで幅広く表彰します。これらの素晴らしい仕事は、新たな映画体験を可能にします」と語った。
オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌
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