米アカデミー賞(2025)ゾーイ・サルダナ、助演女優賞を受賞

ゾーイ・サルダナ 写真:Kevin Winter/Getty Images
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第97回アカデミー賞授賞式が日本時間3日に開催され、ジャック・オーディアール監督の映画『エミリア・ペレス』のゾーイ・サルダナが助演女優賞を受賞した。

今年のオスカーで作品賞を含む最多13部門にノミネートされた『エミリア・ペレス』。3月28日公開の同作は、メキシコのカルテルのボス・マニタス(カルラ・ソフィア・ガスコン)が、女性として生きるために不遇の弁護士リタ(サルダナ)に死の偽装を手助けしてもらうさまを描いたスペイン語のミュージカル作品となっている。

サルダナはマイクの前に立つやいなや母親に呼びかけ、スピーチの中で「夢と誇りを持ち、そして勤勉な移民の両親のもとに生まれたことを誇りに思っている」と語った。 また、スペイン語で演じた役での受賞の意義についても言及した。「私の祖母は1961年にこの国へやって来た。もし祖母がここにいたら、とても喜んでくれただろう」

サルダナは本作の演技で、ゴールデングローブ賞をはじめ、全米映画俳優組合賞、英国アカデミー賞など主要なオスカーの前哨戦をすべて制している。

昨年のカンヌ映画祭では、『エミリア・ペレス』に出演したサルダナ、ガスコン、セレーナ・ゴメス、アドリアーナ・パスの4人に女優賞が贈られた。

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