ヘンリー王子、家族との和解を望むも逆効果?専門家が指摘する「信用できない」理由とは
ヘンリー王子が英王室との関係修復を望んでいる。しかし、その思いとは裏腹に、家族間の問題を公の場で語り続ける姿勢が、かえって和解を難しくしているようだ。複数の王室専門家が、王子の振る舞いに厳しい見解を示している。
▼ヘンリー王子、家族との和解は絶望的?専門家「信用できない」

家族とともに英国に戻って以来、初となる大規模なインタビューで、ヘンリー王子はチャールズ国王とウィリアム皇太子との和解を希望すると明言。ところが、王室評論家のリチャード・フィッツウィリアムズ氏は米『Fox News Digital』に対し、公の場で家族との確執を語ること自体が王室側の不信感を強めていると指摘した。
「和解の申し出は、公になった時点ですでに損なわれています。これこそが彼の大きな過ちです。彼は信用できません」と同氏は批判。過去の暴露本や関係者による発言、今回の『GQ』インタビューなどを挙げ、「和解は極めて難しいでしょう」との見方を示した。
▼ヘンリー王子、和解への思いも裏目に…ウィリアム皇太子の懸念

一方、ヘンリー王子は『GQ』のインタビューで、家族との関係修復について「世界でほかにもさまざまな問題が起きているなかで、最も大切なのは和解することです」と強調。過去の傷を手放すことの重要性にも触れ、「家族間の問題まで抱え続ける必要はないと思います」と語った。
また、自身の経験を公に語ってきたことへの批判については、「ほかの人たちが私の物語について自由に語ることは許されているのに、私が反対側の話をすることは許されないというのは、実に興味深いことです」と反論している。
【動画】ヘンリー王子が明かした王室への本音「過去を手放したい」
しかし、王室ジャーナリストのヘレナ・チャード氏は、今回の発言がウィリアム皇太子の懸念を裏付けるものだと指摘。「私的な場で話したことが何でも記事になってしまう」という不信感が、王室側には根強く残っているという。同氏は「宮殿はヘンリー王子とメーガン妃を信用していません」と説明した。
▼王室離脱から続く確執、チャールズ国王とウィリアム皇太子の温度差も

夫妻は2020年に王室の主要メンバーとしての公務から退き、米カリフォルニア州へ移住。その後、インタビューやドキュメンタリー、2023年に出版されたヘンリー王子の回顧録『SPARE(スペア)』などを通じて王室での経験を明かしてきた。現在もヘンリー王子とウィリアム皇太子は連絡を取り合っていないとされる。
こうした状況のなか、英国の王室専門家ヒラリー・フォードウィッチ氏は、チャールズ国王とウィリアム皇太子の間にも、夫妻への対応をめぐる温度差があると分析。国王は家族の結束を望み、関係修復の可能性を残している一方、夫妻が再び王室を代表することはないという点では両者の意見は一致しているという。
フォードウィッチ氏は、ヘンリー王子が和解を切望していることを認めながらも、公の場で発言を重ねるたびに関係修復の可能性を自ら狭めていると指摘。近い将来の和解には否定的な見方を示した。
家族との関係を取り戻したいというヘンリー王子の願いは、果たして王室に届くのか。和解を望む言葉と、過去を公に語り続ける行動との間にある溝は、依然として埋まりそうにない。
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