メーガン妃の父親めぐる捜査、異母兄にも拡大──フィリピン当局が「関心対象者」に指定
メーガン妃(メーガン・マークル)の父親、トーマス・マークル・シニア氏をめぐる児童の性的虐待画像所持疑惑で、フィリピン当局による捜査が新たな局面を迎えた。これまで父親を警察に通報していた異母兄のトーマス・マークル・ジュニア氏についても、現地当局が捜査上の「関心対象者」として調査を進めていることが明らかになった。ただし、ジュニア氏は現時点で容疑者として扱われているわけではない。『デイリー・メール』などが報じている。
フィリピン当局、メーガン妃の父親めぐる捜査、異母兄にも調査を拡大
『デイリー・メール』によると、フィリピンの首都マニラで記者会見を開いたフアン・ビクトル・レムリヤ内務自治大臣は、トーマス・ジュニア氏についても捜査上の関心対象者となっていると説明した。
同大臣によると、父親の所持品から問題の画像を発見し、警察に引き渡したジュニア氏についても、未成年者が自宅に連れてこられていたとの証言などを受け、当局が関与の有無を調べているという。
レムリヤ大臣は「息子も犯罪に関与している可能性を示す兆候がある」と述べる一方、現段階ではあくまで関心対象者であり、容疑者として扱っているわけではないと強調した。
さらに、未成年の少女たちがジュニア氏の自宅に連れてこられていたとの証言があり、当局が事実関係を調べていることも明らかにした。大臣は「息子が関与しているかどうかを調べている」とし、今後数日以内に状況が明らかになるとの見通しを示した。
婚約者の親族が自宅を訪問していたとの説明も
一方、ジュニア氏の自宅に未成年者が出入りしていたという証言については、別の説明も出ている。
ジュニア氏の婚約者ローズ氏は、11歳、14歳、16歳、17歳の妹たちと3歳の姪が、2人の自宅を頻繁に訪れていたと警察に説明したという。
また、ローズ氏は妹たちと一緒に自宅の内外で撮影したTikTok動画を警察に提示したとも報じられている。
ただし、未成年者が自宅を訪れていたという証言や、婚約者側の説明だけで、ジュニア氏の犯罪への関与の有無を判断することはできない。
なお、「関心対象者(Person of Interest)」は、捜査当局が事件との関連を調べている人物を指す表現だ。必ずしも容疑者や被疑者を意味するものではない。レムリヤ大臣も、ジュニア氏は現時点で容疑者として扱われていないと説明している。
父親を警察に通報したことから始まった捜査 約7,500点の資料も確認
今回の捜査は、ジュニア氏がフィリピンのセブ島で暮らしていた父親の所持品から、児童の性的虐待を記録したとされる画像を発見し、現地警察に通報したことが発端となった。
その後、ジュニア氏が提出した携帯電話やメモリーカードなどの電子機器について、フィリピン警察が鑑定を進めている。
レムリヤ大臣によると、提出された電子機器などからは、未成年者に関する約7,500点の画像・資料と動画1本が確認されたという。一方、当局は機器の登録情報なども調べており、それらが実際にトーマス氏の所有物だったのかどうかについても確認を進めている。米国から持ち込まれた携帯電話も含まれていることから、FBIにも協力を求めているという。
さらに、メキシコのバハ・カリフォルニア州ロサリトにあるトーマス氏が借りていた貸倉庫についても、メキシコ当局が捜索を実施した。現地当局によると、倉庫からは古い雑誌やコンピューター機器などが見つかり、詳しい調査が進められている。
また、ジュニア氏は、父親が長年にわたり米ロサンゼルスで2つの貸倉庫を借りていたと主張。倉庫には、メーガン妃が大学時代に所有していた家具や私物、父親のハリウッドでの仕事に関する写真や記念品などが保管されているという。
ジュニア氏は、これらの倉庫についても米連邦捜査局(FBI)に情報を提供したと説明。「FBIが何を発見するのか、考えるだけでも恐ろしい」と語った。
トーマス・マークル氏は疑惑を否定 メーガン妃は子どもを守るため父親と距離を置いたと説明
一連の疑惑について、トーマス・マークル・シニア氏は、児童の性的虐待を記録した画像の所持を否定している。一方、フィリピンで金銭を支払って性行為をしたことは認めている。息子による告発については、虚偽の主張だと反論している。
メーガン妃も、父親をめぐる報道を受けて声明を発表し、「深く心を痛めている」との心境を明かしていた。
妃によると、2019年には父親に関する問題を指摘する書簡が英ロンドン警視庁に送られ、その内容は後に自身とヘンリー王子にも伝えられたという。メーガン妃は、この書簡には父親に関する深刻な疑惑が記されていたと説明している。
また、メーガン妃は、父親と距離を置き、子どもたちとの接触を認めてこなかったのは、子どもたちを守るためだったと説明している。
父親をめぐる疑惑については、フィリピンでの捜査に加え、過去に寄せられた情報をめぐる英国警察の対応も検証の対象となっている。
フィリピン当局が提出された電子機器の解析を進める一方、ジュニア氏についても関与の有無を調べている。今後の捜査で新たにどのような事実が明らかになるのか、注目される。
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