ジェニファー・ロペス、サンダンス・プレミアの『蜘蛛女のキス』で号泣
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サンダンス映画祭でビル・コンドン監督の新作ミュージカル映画『蜘蛛女のキス』が世界初演された。上映が終了し、エンドロールが流れると、主演のジェニファー・ロペスは感極まって涙を流し、観客から2度のスタンディングオベーションを受けた。映画内での演技は高い評価を得て、この作品をロペスの何十年にも及ぶキャリアの中でも最高の役柄の1つという評価も出た。ロペスはクモの巣模様のドレスで登場し会場を沸かせた。
『蜘蛛女のキス』は、アルゼンチンの作家マヌエル・プイグによる1976年の小説として始まり、その後1985年に映画化された。最終的には1993年にトニー賞を受賞したブロードウェイミュージカルになった。物語は独裁政権に抵抗する政治犯のヴァレンティーノと、同房者でクィアのショーウィンドウドレッサーのモリーナを中心に展開する。
コンドン監督は上映前の挨拶で、トランプ新大統領の性別は男性と女性の2つだけとする反トランスジェンダー宣言に触れ、映画のテーマである「違いを埋める試み」の重要性を強調した。
上映後の質疑応答では、ロペスが幼少期からのミュージカルへの思いを語り、トナティウは自身のクィアなラテン系としての経験と役柄への共感を述べた。コンドン監督は、人々が互いを個人として見ることの大切さを訴えた。この作品は政治的に緊迫した時期に公開されたが、愛と理解を通じて分断を乗り越えるメッセージを発信している。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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