松村北斗『秒速5センチメートル』初日舞台挨拶で宮﨑あおいの暴露に赤面
新海誠監督のアニメーション映画を実写化した『秒速5センチメートル』が10日、全国333館で封切られた。
主演したSixTONESの松村北斗をはじめ高畑充希、森七菜、青木柚、木竜麻生、上田悠斗、白山乃愛、宮﨑あおい、奥山由之監督は東京・TOHOシネマズ日比谷で初日舞台挨拶。松村は、観賞後の観客を見渡し「いよいよ公開で興奮しているし、不安な気持ちもある。でも、監督が入られた時に一段と拍手が大きくなって、これがこの映画の一番の解き方なんだと感じた」と満足げに話した。
小学生の時に交わした約束を大切にし続けていた男女が、30歳を手前に改めて人生を見つめ直す純愛物語。松村は、撮影から公開までの一番の思い出を問われると、9月の釜山国際映画祭を挙げ「3000人くらいのお客さんと大きなスクリーンで一緒に見て、終わった途端に皆さんが立ち上がって囲まれて拍手を浴びた時の光景は一生忘れない」と感慨に浸った。
奥山監督も、「凄い熱気で、僕たちがエンドロールを見ているのを見守っている感じだった」と笑顔。この日も別の上映会を1観客として観賞し、「(観客が)スクリーンに集中して、感情を突き動かされている空気感があった。映画が完成したと心から思えた」と感激の面持ちで語った。
だが、宮﨑は同じ質問に対し、映画のプロモーションで今月5日に放送された日本テレビのSixTONESの冠バラエティ番組「Golden SixTONES」にゲスト出演した際、「私は役者の松村さんしか知らないので、こんなに違うのかという顔をしていらっしゃって、それをグループの皆でフォローして盛り上げている空気感が素敵でうれしかった」と告白。高畑も「2人いるのかなと思うくらい違っていて、はじけている姿が素敵だった」と追い打ちをかけた。
思わぬ暴露に松村は、「映画の余韻を壊したくない人は見ないでください」と照れることしきり。それでも、「いろいろなキャラクターの人生が描かれていて、我々はそれぞれのキャラクターを愛して人生を全うした。それが皆さんに届いて、預かったものを大切にして何度も思い返してもらえたらうれしい」とPRに努めた。
※本ページはプロモーションが含まれています
取材/記事:The Hollywood Reporter Japan 特派員 鈴木元
【関連記事】
- 新海誠監督、実写版『秒速5センチメートル』に太鼓判「期待して見てもらっていい」
- 興行収入135億円の大ヒット!『すずめの戸締り』新海誠監督インタビュー:「スクリーンに最も正直な気持ちを映しました」
- 今観るべきおすすめのアニメ映画25選:『インサイド・ヘッド2』ほか話題の新作から、あのカルト的名作も
- 【インタビュー】アニメスタジオ「Futaku Studios」創設者のマイク・フクナガに単独インタビュー! 「アニメは文化の架け橋」 アニメ×ファッション×音楽の融合で日本アニメの魂を世界へ
- 松坂桃李「めちゃくちゃ面白い」、染谷将太「最高に面白い」声優務めた『ひゃくえむ。』を自画自賛