2024年F1モナコGP土曜日 ― 多くのセレブたちが登場！

晴れ渡った天候の中、土曜日のモナコグランプリ予選日には多くのセレブが現れた。これらのセレブは、豪華なヨットや港内のパドック近くの特別なVIPエリアに滞在。歌手のジョン・レジェンド、リヴァプールFCに所属するサッカー選手であるフィルジル・ファン・ダイク、元テニス選手のマリア・シャラポワなどの姿を見ることが出来た。

この日は、チームとドライバーがマシンのセットアップを最後に変更し、FP3から始まった。キック・ザウバーのバルテリ・ボッタスは残念なことに、マシンをクラッシュさせ、赤旗を引き起こした。キック・ザウバーのチーム全体が、モナコでの週末を通して苦戦しているようだった。

フリープラクティスでは、数人のドライバーが再びバリアに接触。最終的に、シャルル・ルクレールがトップタイムを記録し、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンがトップ3に入った。

Visa Cash App RBの角田裕毅は、ソフトタイヤでチームメイトのダニエル・リカルドを上回ってトップ10に入る良いパフォーマンスを見せ、これまでの週末の力強い走りと、その日の後の予選への高い期待を裏付けた。

FP3と予選の間に、VIPゲストとセレブは、オーバーパスでつながっているピットレーンとパドックを歩くことができた。ファンがドライバーに近づき、自撮りをするか、サインをもらうユニークな機会だ。多くのドライバーは、最近ではスクーターを使ってパドックとピットレーンの間を素早く移動している。

モナコGP予選

予選Q1での大きなサプライズは、セルジオ・ペレスとフェルナンド・アロンソがQ1を敗退したことだった。ペレスとアロンソは、Q1でのトラフィックとタイミングの悪さを嘆いた。

予選Q2では、角田裕毅のチームメイトであるダニエル・リカルドが脱落。
リカルドは、チームメイトが単独でQ3に進出したことを祝福した。
彼は新しいシャシーを持っており、以前モナコでグランプリを制したことがあるので、これは驚きだ。

予選Q3で最終的にポールポジションを獲得したのは、モナコ出身であり、自身の故郷で多くのファンから歓声を浴びたシャルル・ルクレールだった。
港内の多くの大型ヨットが、ルクレールの力強いパフォーマンスを祝ってホーンを鳴らした。

また、マクラーレンのオスカー・ピアストリも2番手で予選を通過し、称賛された。
3番手に入ったのはルクレールのチームメイトであるカルロス・サインツだった。

チャンピオンシップシップのリーダーであるマックス・フェルスタッペンは、セルジオ・ペレスと同様に、かなり苦戦しているように見えた。フェルスタッペンは、ハーバーシケインでカーブを走行中にマシンにダメージを負ってしまった。
最終的にフェルスタッペンは6番手となり、レッドブルチーム全体にとって大きな失望となった。

角田裕毅は予選でも素晴らしい仕事をし、今年の好調さと名高いモナコグランプリへの愛を見せた。角田はQ3に進出し、明日は8番手からレースをスタートする。彼はモナコという国と、モナコの食事、そして何よりもF3やF2などのジュニアカテゴリーでここを走ったことがないにもかかわらず、この狭いモナコのトラックを愛している。

角田裕毅のコメント

Visa Cash App RBの角田裕毅は、予選で8番手を獲得。明日のレースは、モナコで日本人ドライバーとしての最上位スタートとなる（2004年の佐藤琢磨と並ぶ）。ほっとした表情でメディアのインタビューに答えた角田裕毅だったが、明日に向けて既に頭を切り替え、準備は出来ているように見えた。以下は予選後の角田裕毅のコメントである。