エリザベス・オルセンが感じるマーベル出演後の自身の映画の好みを「証明」するプレッシャー

エリザベス・オルセンが、自身の個人的な映画の好みは出演作品、特にマーベル映画とは必ずしも一致しないと明かした。約10年にわたりマーベル・シネマティック・ユニバースでワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ)をオルセンは演じてきた。NPRのポッドキャストで、自身が消費するコンテンツに関してクリエイティブな趣味を「証明」するプレッシャーを感じていると語った。
「仕事の選択で常に私の個人的な趣味と一致した選択ができたわけではなく、それは人と会う時、特に仕事関連の会議で、映画や文学における個人的な趣味を表現できるよう、まだ証明しようとしていることです」とオルセンは説明した。
『ラブ&デス』の主演も務めたオルセンは続けて「マーベルで多くの年月を過ごしたので、他の仕事は本当に私の個人的な趣味を反映させなければならないと感じています。この世界の一員であることを誇りに思い、キャラクターで成し遂げたことを誇りに思っていますが、それは私が消費するタイプの芸術ではないんです」と率直に語った。
オルセンは2015年の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でスカーレット・ウィッチを初めて演じ、その後『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)などに出演。Disney+シリーズ『ワンダヴィジョン』(2021)の演技でエミー賞にもノミネートされた。
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スーパーヒーロージャンル以外の映画を観ることを好むが、マーベルでの仕事を非常に誇りに思っていると改めて強調。「それらはギリシャ的なスケールのストーリーで、政治や文化を素晴らしい方法で反映していると思いました。だから参加できて誇りに思っていました」と語った。
オルセンは昨年、「上手く使ってもらえるなら」スカーレット・ウィッチ役に戻る可能性を示唆した。しかし3月には、ルッソ兄弟の今後の『アベンジャーズ』2作品『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』と『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』には参加しないと米『ハリウッド・リポーター』に語った。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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