『マインクラフト/ザ・ムービー』、全世界でオープニング興行収入3億ドル超え

映画『マインクラフト/ザ・ムービー』は、アメリカ国内で1億5,700万ドル、海外で1億4,400万ドルを記録し、全世界でのオープニング興行収入は3億100万ドルに達した。この結果は、ビデオゲームを原作とした映画として、過去最高のオープニングとなり、2025年のボックスオフィスを牽引する作品となった。
この成績は、2023年の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のオープニング興収の1億4640万ドルを大きく上回り、業界の期待を超える結果となった。また、『マインクラフト/ザ・ムービー』は、土曜日に6,000万ドルを記録し、ワーナー・ブラザース史上最大の土曜日興収記録を達成した。
映画の製作費は1億5,000万ドルで、映画の成功は、特に低迷していた2025年のボックスオフィスにとって重要な回復の兆しとなり、映画業界全体に自信を与えるものとなった。
観客の内訳としては、13〜17歳のティーン層が35%、18〜24歳が最多層となっており、リピート鑑賞の期待も高い。また、観客の65〜67%が男性で、ファミリー層の来場も多かった。レビューは賛否が分かれたものの、観客評価は高く、特に18歳未満の観客からは満点評価を得ている。
海外でも好調で、中国では1,460万ドルを稼ぎ、今年公開されたハリウッド映画の中で最高のスタートとなった。
正式な興行収入の確定は現地月曜に発表される予定だが、現時点での勢いからさらなる上積みが期待されている。
本作は、想像力を糧に成り立つ立方体の不思議な世界に突然引き込まれた4人の異邦人が、元の世界へ戻るためにその世界のルールを学び、クラフトの達人と共に冒険に出るという物語である。豪華キャストとして、ジェイソン・モモア、ジャック・ブラック、ジェニファー・クーリッジ、ダニエル・ブルックス、エマ・マイヤーズ、セバスチャン・ユージーン・ハンセンらが出演している。ジャック・ブラックはゲームでもおなじみのキャラクター「スティーブ」役を演じている。
映画『マインクラフト/ザ・ムービー』の日本公開は2025年4月25日を予定している。
以下、週末(4月4~6日)の北米興収ランキング
1.『マインクラフト/ザ・ムービー』(1億5700万ドル)
2.『A Working Man』(727万ドル)
3.『The Chosen: The Last Supper Part 2』(670万ドル)
4.『白雪姫』(608万ドル)
5.『The Woman in the Yard』(450万ドル)
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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