グレタ・ガーウィグが来年のカンヌ映画祭審査員長に アメリカ人女性監督として史上初

グレタ・ガーウィグ 写真: ©EMMA MCINTYRE/GETTY IMAGES

バービー』のグレタ・ガーウィグ監督が、来年開催のカンヌ国際映画祭で審査員長を務めることが分かった。

映画祭は、「現代のヒロイン、グレタ・ガーウィグは高度に体系化された映画産業と、より厳しい監視が求められる時代の狭間にある現状に揺さぶりをかける」と発表した。

「グレタ・ガーウィグは、以前は相容れないと判断されていたものを両立させることに成功した。彼女はアートハウス的な大作を創り出し、 芸術と産業のギャップを縮め、現代のフェミニズム問題を巧みに探求している」

史上初の快挙

ガーウィグは、カンヌ審査委員長を務める初のアメリカ人女性監督となる。女性監督としては2014年のジェーン・カンピオンに次いで2人目、アメリカ人女性としては1965年にカンヌ初の女性審査委員長を務めたオリヴィア・デ・ハヴィランドに次いで2人目となる。

また、同映画祭のイリス・ノブロック会長とアーティスティック・ディレクターのティエリー・フレモー氏は、以下のように述べた。

「グレタ・ガーウィグはワールドシネマの刷新を大胆に体現している方なので、これは当然の選出です。そして彼女は、垣根を取り払い、ジャンルをミックスすることで知性とヒューマニズムの価値を高める時代の代表でもあります」

賞賛の声とは裏腹に、ガーウィグが公式にカンヌのレッドカーペットを歩くのは今回が初めてとなる。監督作品がこれまで、フランスの映画祭でプレミア上映されたことはない。

一方で、ガーウィグ自身は声明で「映画を作るのも、観に行くのも、語るのも大好き」と伝え、以下のように続けた。

「カンヌは、常に映画という共通言語の最高峰でした。映画祭の審査委員長を務めることになり、驚きと興奮とともに身の引き締まる思いです。どんな旅が待ち受けているのか、楽しみでなりません!」

俳優、監督…多方面で活躍

カメラ内外で活躍するガーウィグは、主演作『フランシス・ハ』(2012)、『ミストレス・アメリカ』(2015年)でパートナーのノア・バームバックと共同脚本も担当。さらに、単独監督デビューを果たした『レディ・バード』(2017)はオスカーで5部門にノミネートされた。

監督2作目『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)は世界中でヒットし、トップ監督としての地位を築き上げた。

そして、マーゴット・ロビー主演の新作『バービー』が2023年最大のヒット作に。これまで同作は、アワードシーズンを独占している。

「第77回カンヌ国際映画祭」は2024年5月14~25日に開催予定。

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※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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