エミリー・ラタコウスキー、女性6人の宇宙旅行を猛批判「特権は成果ではない」

モデル・俳優のエミリー・ラタコウスキーが、Amazonの創業者ジェフ・ベゾス氏の宇宙旅行会社ブルーオリジンによる女性6人の宇宙旅行について「特権は成果ではない」と批判した。
ラタコウスキーは14日、自身のTikTokにて「地球を大切にすると言いながら、その地球を破壊している企業が資金提供している宇宙船に乗る?この世界の現状を見て、どれだけの資源がこの女性たちの宇宙飛行に費やされたかを考えてほしい。それは一体何のためだったの?本当にうんざり。心底、嫌悪感を覚える」と語った。
現地時間14日、歌手のケイティ・ペリーやベゾス氏の婚約者であるローレン・サンチェスら6人の女性は、ブルーオリジンのロケットによって宇宙の端まで約10分間飛行した。
さらにラタコウスキーは翌日に再びTikTokに登場し、次のように述べた。「この宇宙ミッションが人々を困惑させるのは、科学や政治といったこれまで女性や有色人種があまり参加してこなかった分野に、彼女たちが登場することで見た目上の進歩があったように思えるから。しかし実際には、搾取と貪欲によって権力を手にし、1%の側に立った男性が自分の婚約者や有名な女性数名を連れて宇宙旅行に行くという行為は、進歩ではない」
そしてラタコウスキーは、あるクリエイターの言葉を引用する形で「“特権は成果ではない”」と述べ、「搾取もまた成果ではない。そして、地球や資源、人々を搾取して得た特権を用いて、たった10分間の宇宙旅行をすることは決して称賛に値する行動ではない」と付け加えた。
「だからこそ、これはまるで『ハンガー・ゲーム』のように感じられる」とラタコウスキーは締めくくった。「私たちは今こそ、本当の意味での進歩とは何かを見極めるべき時に来ている。そして、昨日起きたことは、それとは程遠いものだった」
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
【関連記事】
- モデルのエミリー・ラタコウスキーが俳優業から身を引いた理由を赤裸々に告白「誰も信用できなかった」
- 【2025年アカデミー賞】アフターパーティーで裸ドレスが席巻
- カニエ・ウェストとビアンカ・センソリ、”全裸ドレス”でグラミー登場
- 【2025年最新】セレブ愛用NAGHEDIバッグ完全ガイド!人気モデル
- セレブの新定番スニーカーブランド ”On” シーン別おすすめモデルをチョイス