パトリック・シュワルツェネッガー、再映画化『アメリカン・サイコ』でベイトマン役に熱意

パトリック・シュワルツェネッガーは、監督ルカ・グァダニーノによって再映画化される『アメリカン・サイコ』で主人公パトリック・ベイトマン役を演じたいと公言している。

シュワルツェネッガーは、2000年の映画『アメリカン・サイコ』でクリスチャン・ベールが演じたベイトマンに強い興味を持ち続けており、過去には「私の夢」とコメントしていた。

さらに、2021年にはヴァニティ・フェアの写真撮影でパトリック・ベイトマンに扮した姿が話題となり、彼の役への強い思いが再注目された。

2001年公開『アメリカン・サイコ』のクリスチャン・ベール写真:Courtesy Everett Collection

グァダニーノ監督は先月4月のシネマコンで行われたライオンズゲートのプレゼンテーションに登場し、『アメリカン・サイコ』について予告を行った。その際、グァダニーノは「非常にエキサイティングな俳優たちと主演を演じる話をしている」と語ったものの、具体的な名前は挙げなかった。昨年末には、オースティン・バトラーがパトリック・ベイトマン役に起用されるという噂が流れた。

最近、『アメリカン・サイコ』の米国公開25周年を記念して米『ハリウッド・リポーター』とのインタビューに応じたキャスティングディレクターのケリー・バーデンは、バトラーがこの役に適しているかどうかについて意見を述べていた。

「オースティンはジャレッドの役(ポール・アレン)にキャスティングするだろう。彼はあまりにも美しいから、ジャレッドをキャスティングした理由もそれだ。ジャレッドも確かに素晴らしい俳優だし、もちろんオースティンも深みのある俳優だが、あのような美しさを持っている人はそう多くない」と話している。

シュワルツェネッガーが今後ベイトマン役を演じるかは不明だが、X（旧Twitter）でユーザーが「彼の転機となる役（ベイトマン）を見つけたかも」と投稿した際、シュワルツェネッガーは「これ以上のことはない」と返信したことから、彼がベイトマン役を強く望んでいるのかもしれない。