トム・クルーズが25回目の来日!『ミッション:インポッシブル』最新作ジャパンプレミア&世界最速上映にファン熱狂

俳優のトム・クルーズが5月6日(火)、主演最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』を引っ提げ25回目の来日。共演者のサイモン・ペッグ、ポム・クレメンティエフ、ヘイリー・アトウェル、グレッグ・ターザン・デイヴィス、そしてクリストファー・マッカリー監督とともにジャパンプレミア&プレミアスクリーニングに登場した。
大の親日家として、長年にわたり日本のファンを非常に大切にしてきたクルーズ。前作での来日は米俳優組合ストライキのため叶わなかったが、このたび大人気シリーズ『ミッション:インポッシブル』最新作のワールドツアーの最初の地として日本が選ばれた。
ジャパンプレミアは東京都庁・都民広場で行われ、総勢1000人ものファンが来日ゲスト陣を熱烈に歓迎。最後には都庁の壁面に作品をテーマにした特製のプロジェクションマッピングとともに花火が上がり、ファンの興奮を最高潮に押し上げた。
そしてジャパンプレミア後には、本編を世界最速で上映するプレミアスクリーニングがTOHO シネマズ日比谷で開催。クルーズは来日を待ちわびていた300人以上のファンに向け、「皆さん、この作品をご覧いただく準備は出来ていますか?前作では来ることが叶わず残念でしたが、皆さんと本日一緒に映画を観ることが出来て嬉しく思います」と語りかけた。
さらに、最新作の上映前には「この映画は3日前に完成したばかりなんです。7年間かけて前作と本作を製作したのですが、字幕などを付けたものは本当に3日前に完成しました」と驚きの告白。「なので、ここに居るキャストの皆も初めてここで一緒に観ることになります。皆さん、一緒に観る準備は出来ていますか?」と笑顔で問いかけた。
前作よりシリーズに参加したグレース役のアトウェルは、「前回来れなかったということもあり、今回のワールドツアーは日本から始めるということで、今凄くわくわくしています。まだ映画を観ていないのですが、皆さんと一緒にこの映画を拝見出来ることを非常に嬉しく思います」とコメント。
そして、3作目以降クルーズ演じるイーサン・ハントを支え続けているベンジー役のペッグは、「日本は大好きで、宮崎駿監督作品や『AKIRA』だったり日本関連のタトゥーも実は入っています。こうやって一緒に映画を観られることも嬉しく思っています。皆さん愛しています」と日本への熱い思いを伝えた。
幼少期に2年間京都に住んでいたというパリス役のクレメンティエフは、「その頃話せていたはずの日本語を全て忘れてしまいました」と笑みをこぼし、「本日は、皆さんと一緒に完成した映画を観られることを大変楽しみにしています」と続けた。
また、メガヒット作『トップガン マーヴェリック』でもクルーズと共演し、前作より登場したドガ役のデイヴィスは今回が初来日。「ずっと来たかった日本にこの素晴らしい作品、そして素晴らしいキャストと来ることが出来て本当に光栄です。皆さん温かく迎えてくださってありがとうございます」と喜びをあらわにした。
さらに、シリーズ5作目「ローグ・ネイション」からメガホンをとっているマッカリー監督は、「前作では来日が叶わなくなってしまいましたが、今回この作品を携えて、そして日本を皮切りにワールドツアーを始めることが出来て嬉しいです。今日は我々も皆さんと一緒に作品を拝見します」と語った。
その後、クルーズらは日本の観客とともにポップコーンとドリンクを手に映画を堪能。エンドロールが始まると、会場は8分以上のスタンディングオベーションに包まれ、ゲスト陣は笑顔で会場を後にした。
シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は5月17日(土)~22日(木)先行上映、5月23日(金)より全国にて公開。
【関連記事】
- トム・クルーズ、最新作『M:I8』来日会見で「絶対に諦めないことが大事」
- トム・クルーズの衝撃スタント12連発 命知らずの挑戦!ビルジャンプ、スピードフライング…『M:I』シリーズほか
- 62歳のトム・クルーズが飛行機に宙づり!『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』最終予告編公開
- 『M:I』ベンジー役のサイモン・ペッグ、トム・クルーズの今後を予想:「彼はまだまだこれから」
- 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』続編、トム・クルーズ&監督が構想中
- 映画史に残るチェイスシーン13選…『ミッション:インポッシブル』のあのシーンも!