『死霊館:最後の儀式』予告編公開-ウォーレン夫妻が最後の怪奇事件に挑む
ワーナー・ブラザースは木曜日、『死霊館:最後の儀式』の初公式予告編を公開した。本作は『死霊館』シリーズの第4作目であり最終作となるが、『死霊館』を含む拡大ユニバース全体の終了を意味するものではない。
実話に基づく最恐の心霊現象
これまでの『死霊館』シリーズ同様、本作も実在の超常現象調査員であるエド(パトリック・ウィルソン)とロレイン・ウォーレン(ヴェラ・ファーミガ)夫妻の調査記録に基づいている。今回は1986年のスマール家の事件を題材にしており、10年以上もの間、悪魔に苦しめられた一家の物語を描く。
「事件はそれぞれ違う。家族もそれぞれ違う。一度動き出したら、後戻りはできない。何が起こるかわからない。そして、おそらく、何が起こるだろう」と予告編でエドは語る。
ロレインは「何かが違う」とエドに伝え、この事件が最も危険なものであることを示唆している。予告編の最後では、悪魔がロレインに向かって「私たちはあなたをとても忍耐強く、とても忍耐強く待っていた」と言いながら彼女に飛びかかる恐怖の場面が映し出される。
熟練のホラー演出陣が集結
本作はマイケル・チャベス監督が手掛けており、彼は最新作『死霊館 悪魔が棲む家』(2021年)も監督している。また『ラ・ヨローナ~泣く女~』や『死霊館のシスター 呪いの秘密』など、『死霊館』ユニバースの他作品も手掛けた実力者である。シリーズ第1作と第2作を監督したジェームズ・ワンは今回エグゼクティブ・プロデューサーを務める。脚本はイアン・ゴールドバーグ、リチャード・ネイ、デヴィッド・レスリー・ジョンソン=マクゴールドリックが担当した。
キャストには『失われた海賊王国』のミア・トムリンソンや『ボヘミアン・ラプソディ』のベン・ハーディが新たに加わっている。
全世界で20億ドル超の大ヒットシリーズ
「死霊館」シリーズは一貫して興行的に成功しており、全世界で20億ドル以上を稼ぎ出している。2013年に公開された第1作は、わずか2000万ドルの予算から全世界で約3億2000万ドルの興行収入を記録した。
『死霊館:最後の儀式』は9月5日にIMAX映画館での公開が予定されている。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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