映画『男神』ポスター&予告編が解禁 遠藤雄弥主演、日本の伝統美に潜む狂気と恐怖を描くファンタジーホラー

日本の伝統美に潜む狂気と家族の恐怖を描く、井上雅貴監督・遠藤雄弥主演の新作映画『男神』(2025年9月19日公開)のポスタービジュアル&予告編が解禁。あわせて、“古代縄文ミステリー”にして“ファンタジーホラー”と表現される物語の全貌が明らかになった。
原作は、2020年に「日本(美濃・飛騨等)から世界へ!映像企画」に入選した八木商店著の「男神」。YouTubeの超人気サイト「怖い話怪談朗読」で朗読され、「今までで一番怖い話」と一躍注目を浴びた話題作だ。映画はオリジナルストーリーで展開され、愛知県日進市の撮影協力のもと神々しい山々や自然豊かなロケーションを活かした作品が完成した。
◆『男神』あらすじ
全国各地で母と子の失踪事件が相次ぐなか、ある日新興住宅地の建設現場に正体不明の深い「穴」が発生する。時を同じくして、そこで働く和田の息子も忽然と姿を消してしまう。その「穴」の先は不思議な森に繋がり、そこでは巫女たちが「男神」を鎮めるため異様な儀式を行っていた。息子がそこに迷い込んだ事を知った和田は、その穴に入っていくが―――。
「決して入ってはいけない」と語り継がれる穴に、禁忌を破って息子を助けに行ったことにより起きる得体のしれない恐怖と狂気、家族の悲劇を描くファンタジーホラー。
◆人気・実力を兼ね備えたキャストが集結
本作の主人公で、行方不明になった息子を探し出すために禁断の地に踏み入れ、得体の知れない“存在”に立ち向かう建設会社の社員・和田勇輝役を演じるのは、映画『朽ちないサクラ』(2024)や『室町無頼』(2025)など話題作への出演が続く遠藤雄弥。
また、和田の妻で巫女の夏子役を元宝塚歌劇団雪組男役スターの彩凪翔、和田の同僚で息子探しに協力する山下裕斗役をKing&Princeの元メンバーで国内外で活躍中の岩橋玄樹が演じる。岩橋が本編で流暢な英語を披露するシーンにも注目だ。
さらに、岩橋演じる裕斗の姉・愛子役として、本作の舞台・日進市出身で元SKE48の須田亜香里が出演。愛子は弟とともに、物語の鍵を握る正体不明の「穴」が発生した建設現場で遠藤演じる和田を手助けする。
このたび解禁となったポスタービジュアルは、和田(遠藤)、夏子(彩凪)、愛子(須田)、裕斗(岩橋)の顔を切り取った1枚。彼らの表情は険しく、その奥には子供らしきシルエットも見て取れる。さらに背景には「禁忌」や「儀式」など禍々しい言葉が並び、どこか不吉で不穏な空気が漂っている。
また、予告編の冒頭には工事現場に突如現れた大きな「底なし穴」をのぞき込む和田と愛子が登場。「男神」をまつる儀式が始まった時、果たして和田は最愛の息子を助けることができるのか。この親子に待ち受ける恐怖の行方はいかに―――。
映画『男神』は、2025年9月19日(金)全国ロードショー。
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記事/和田 萌
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