ギレルモ・デル・トロ監督の新作Netflix映画『フランケンシュタイン』の予告編が初公開――ジェイコブ・エロルディが怪物役に

怪物の名匠、ついに『フランケンシュタイン』へ
怪物映画の名匠、ギレルモ・デル・トロ監督が、古典的モンスター作品の代表格に挑む。Netflixの新作映画『フランケンシュタイン』は、2025年11月に配信予定だ。本作は、英国の小説家メアリー・シェリーによる古典文学『フランケンシュタイン』を映画化したものだ。予告映像は、Netflixが今後の作品を紹介するイベント「Tudum」で初公開された。
豪華キャストが集結
本作ではフランケンシュタイン博士をオスカー・アイザック、怪物役は『ユーフォリア/EUPHORIA』で注目を集めたジェイコブ・エロルディが演じる。さらに、ミア・ゴス、フェリックス・カマラー、ラース・ミケルセン、デヴィッド・ブラッドリー、クリスチャン・コンヴェリー、チャールズ・ダンス、クリストフ・ヴァルツといった実力派が共演する。
ギレルモ・デル・トロ作品とアカデミー賞
デル・トロは、これまでもモンスター映画をアカデミー賞作品へと昇華させてきた。2006年の『パンズ・ラビリンス』はアカデミー賞で3部門を受賞し、2017年の『シェイプ・オブ・ウォーター』は作品賞と監督賞を含む4部門で受賞するなど、数々の賞を席巻した。
今回の『フランケンシュタイン』は、2023年にアカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞した『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』(2022年)に続く、デル・トロとNetflixとのコラボレーション作品となる。
原作者メアリー・シェリーへの敬意
デル・トロは長年にわたり『フランケンシュタイン』の映画化を熱望していた。2018年に『シェイプ・オブ・ウォーター」でBAFTA監督賞を受賞した際には、原作者メアリー・シェリーへの思いを語っている。
「イギリスの文化遺産の中で、私にとって最も重要な人物は、メアリー・シェリーという10代の少女だ。彼女は、私の人生において特別な存在であり続けている」と語る。さらに、「何度も挫けそうになったとき、夢を諦めそうになったとき、そして私が描く映画や物語は実現不可能だと言われたとき、いつも彼女のことを思い出すのです」と述べた。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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