第77回エミー賞(2025)受賞結果|『ザ・ピット』がドラマシリーズ部門作品賞

第77回エミー賞授賞式=9月15日(日本時間)、米ロサンゼルスにて 写真:Getty Images
第77回エミー賞授賞式=9月15日(日本時間)、米ロサンゼルスにて 写真:Getty Images
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日本時間9月15日(月)、米ロサンゼルスのピーコック・シアターにてテレビ業界最大の祭典「第77回エミー賞授賞式」が開催され、『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』がドラマシリーズ部門の作品賞を受賞した。

Netflixの話題作『アドレセンス』はリミテッド/アンソロジーシリーズ部門で計6冠に輝き、助演男優賞を受賞したオーウェン・クーパーは、エミー賞史上最年少の男性受賞者となった。

コメディシリーズ部門では、Apple TV+ドラマ『ザ・スタジオ』が作品賞・主演男優賞(セス・ローゲン)ほか計4部門で受賞。また、ドラマシリーズ部門では、作品賞に輝いた『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』のノア・ワイリーが主演男優賞を獲得し、キャサリン・ラ・ナサが助演女優賞でサプライズ受賞を果たした。

今年最多ノミネートされた『セヴェランス』からは、ブリット・ロウワーが主演女優賞(ドラマシリーズ)、トラメル・ティルマンが助演男優賞をそれぞれ受賞。ティルマンは、ドラマシリーズ部門助演男優賞を受賞した初の黒人男性となった。

今年は、Apple TV+のドラマ『セヴェランス』が作品賞(ドラマシリーズ)を含む最多27部門に候補入り。次いで、映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のスピンオフ作品『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』が24部門、HBO『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』とApple TV+『ザ・スタジオ』が23部門でノミネートされた。

「第77回エミー賞」主な受賞結果は以下の通り(受賞者は★太字で示す)

【ドラマシリーズ部門】

作品賞

第77回エミー賞作品賞受賞『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』
『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』© 2025 WarnerMedia Direct Asia Pacific, LLC. All rights reserved. Max and related elements are property of Home Box Office, Inc.

主演男優賞

ノア・ワイリー、『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』で2025年エミー賞主演男優賞受賞
ノア・ワイリー、『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』で主演男優賞受賞 写真:KEVIN WINTER/GETTY IMAGES

主演女優賞

  • ブリット・ロウワー(『セヴェランス』)★
  • キャシー・ベイツ(『マトロック』)
  • シャロン・ホーガン(『バッド・シスターズ』)
  • ベラ・ラムジー(『THE LAST OF US』)
  • ケリー・ラッセル(『ザ・ディプロマット』)
ドラマ『セヴェランス』より、アダム・スコット、ブリット・ロウワー
アダム・スコット、ブリット・ロウワー、『セヴェランス』より 写真:Apple TV+

助演男優賞

  • トラメル・ティルマン(『セヴェランス』)★
  • ザック・チェリー(『セヴェランス』)
  • ウォルトン・ゴギンズ(『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』)
  • ジェイソン・アイザックス(『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』)
  • ジェームズ・マースデン(『パラダイス』)
  • サム・ロックウェル(『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』)
  • ジョン・タトゥーロ(『セヴェランス』)

助演女優賞

  • キャサリン・ラ・ナサ(『ザ・ピット / ピッツバーグ救急医療室』)★
  • パトリシア・アークエット(『セヴェランス』)
  • キャリー・クーン(『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』)
  • ジュリアンヌ・ニコルソン(『パラダイス』)
  • パーカー・ポージー(『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』)
  • ナターシャ・ロスウェル(『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』)
  • エイミー・ルー・ウッド(『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』)

【コメディシリーズ部門】

作品賞

  • 『ザ・スタジオ』★
  • 『アボット エレメンタリー』
  • 『一流シェフのファミリーレストラン』
  • 『Hacks』
  • 『こんなのみんなイヤ!』
  • 『マーダーズ・イン・ビルディング』
  • 『シュリンキング:悩めるセラピスト』
  • 『‎シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』
セス・ローゲン、『ザ・スタジオ』より 写真:APPLE TV+
セス・ローゲン、『ザ・スタジオ』より 写真:APPLE TV+

主演男優賞

  • セス・ローゲン(『ザ・スタジオ』)★
  • アダム・ブロディ(『こんなのみんなイヤ!』)
  • ジェイソン・シーゲル(『シュリンキング:悩めるセラピスト』)
  • マーティン・ショート(『マーダーズ・イン・ビルディング』)
  • ジェレミー・アレン・ホワイト(『一流シェフのファミリーレストラン』)

主演女優賞

  • ジーン・スマート(『Hacks』)★
  • ウゾ・アドゥーバ(『ザ・レジデンス』)
  • クリステン・ベル(『こんなのみんなイヤ!』)
  • キンタ・ブランソン(『アボット エレメンタリー』)
  • アイオウ・エディバリー(『一流シェフのファミリーレストラン』)

助演男優賞

  • ジェフ・ヒラー(『サムバディ・サムウェア』)★
  • アイク・バリンホルツ(『ザ・スタジオ』)
  • コールマン・ドミンゴ(『フォー・シーズンズ』)
  • ハリソン・フォード(『シュリンキング:悩めるセラピスト』)
  • エボン・モス=バクラック(『一流シェフのファミリーレストラン』)
  • マイケル・ユーリー(『シュリンキング:悩めるセラピスト』)
  • ボーウェン・ヤン(『サタデー・ナイト・ライブ』)

助演女優賞

  • ハンナ・アインバインダー(『Hacks』)★
  • ライザ・コロン=ザヤス(『一流シェフのファミリーレストラン』)
  • キャスリン・ハーン(『ザ・スタジオ』)
  • ジャネル・ジェームズ(『アボット エレメンタリー』)
  • キャサリン・オハラ(『ザ・スタジオ』)
  • シェリル・リー・ラルフ(『アボット エレメンタリー』)
  • ジェシカ・ウィリアムズ(『シュリンキング:悩めるセラピスト』)

【リミテッド/アンソロジーシリーズ】

作品賞

Netflixシリーズ『アドレセンス』
『アドレセンス』より 写真:Courtesy of Netflix

主演男優賞

主演女優賞

助演男優賞

  • オーウェン・クーパー『アドレセンス』★
  • ハビエル・バルデム『モンスターズ: メネンデス兄弟の物語』
  • ビル・キャンプ『推定無罪』
  • ロブ・ディレイニー『人生の最期にシたいコト』
  • ピーター・サースガード『推定無罪』
  • アシュリー・ウォルターズ『アドレセンス』

助演女優賞

  • エリン・ドハティ『アドレセンス』★
  • ルース・ネッガ『推定無罪』
  • ディードル・オコンネル『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』
  • クロエ・セヴィニー『モンスターズ: メネンデス兄弟の物語』
  • ジェニー・スレイト『人生の最期にシたいコト』
  • クリスティン・トレマルコ『アドレセンス』
エリン・ドハティ、オーウェン・クーパー、Netflixシリーズ『アドレセンス』より
エリン・ドハティ、オーウェン・クーパー、『アドレセンス』より 写真:Courtesy of Ben Blackall/Netflix

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※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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