2026年公開!邦画の原作小説おすすめ8選 ―― 『汝、星のごとく』、『ほどなく、お別れです』ほか
2026年は、凪良ゆうによる第20回本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』をはじめとする話題の小説が続々と映画化される。
映画化前に原作小説を読むことで、登場人物の内面や背景をじっくり味わうことができ、物語への理解も格段に深まる。本記事では、2026年に公開される話題の邦画8作品の原作小説を紹介する。
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1.『汝、星のごとく』凪良ゆう(講談社)

▼横浜流星×広瀬すず主演、2026年公開
第20回本屋大賞受賞作。瀬戸内の島を舞台に、運命に翻弄される櫂(かい)と暁海(あきみ)の15年にわたる愛の物語。累計100万部を突破し、凪良ゆうの最高傑作との呼び声も高い。
映画版では、藤井道人監督(『正体』)がメガホンをとり、『流浪の月』に続いて横浜流星と広瀬すずがタッグを組む。大スクリーンで描かれる島の美しい風景と、今をときめく気鋭俳優ふたりが体現する胸をしめつけるような切ない恋愛模様に期待が高まる。
2.『木挽町のあだ討ち』永井紗耶子(新潮社)

▼柄本佑×渡辺謙主演、2026年2月27日公開
第36回山本周五郎賞と第169回直木賞をW受賞した時代小説の傑作。江戸時代の木挽町で成し遂げられたあだ討ちの裏に隠された秘密を、ミステリー仕立てで描く。目撃者の証言によって明らかになっていく、驚愕の真相とは――。
映画『木挽町のあだ討ち』は柄本佑が主演を務め、渡辺謙と初共演。源孝志監督が手がける本作は、人情とミステリーが融合した新感覚の時代劇となっている。
3.『ほどなく、お別れです』長月天音(小学館)


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▼浜辺美波×目黒蓮主演、2026年2月6日公開
第19回小学館文庫小説賞大賞受賞作で、シリーズ累計40万部を突破。死者の声を感じ取る力を持つ新人葬祭プランナーの清水美空と、厳格な葬祭ディレクター・漆原礼二がタッグを組み、故人に寄り添った葬儀に向き合う感動作。
三木孝浩監督が、浜辺美波と目黒蓮(Snow Man)のW主演で映画化。死と向き合うことで生の意味を問い直す、心に響くヒューマンドラマだ。
4. 『すべて真夜中の恋人たち』川上未映子(講談社)

▼岸井ゆきの×浅野忠信主演、2026年公開
芥川賞作家・川上未映子による究極の恋愛小説。国内累計40万部を突破し、全米批評家協会賞小説部門に日本人で初めてノミネートを果たすなど、国内外で圧倒的な評価を獲得している。
孤独に生きてきた主人公・冬子が、年上の男性・三束と出会うことで自らの孤独や感情と向き合っていく。原作者・川上未映子にとって初の長編小説の映画化となる本作には、岸井ゆきの、浅野忠信が主演。『あのこは貴族』の岨手由貴子監督がメガホンをとる。
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5.『万事快調〈オール・グリーンズ〉』波木銅(文藝春秋)

▼南沙良×出口夏希主演、2026年1月16日公開
発表当時21歳の大学生であった著者・波木銅が、第28回松本清張賞を満場一致で受賞した話題作。未来の見えない田舎町で、3人の女子高生が“禁断の課外活動”を始めるという、エッジの効いた新感覚の青春小説。
映画版は、『猿楽町で会いましょう』の児山隆監督が手がけ、南沙良(『愛されなくても別に』)と出口夏希(『か「」く「」し「」ご「」と「』)がW主演。映画・ドラマで大活躍中のフレッシュな顔ぶれと、新時代の青春小説の化学反応に注目だ。
6.『新・教場』シリーズ 長岡弘樹(小学館)


▼木村拓哉主演、前編『教場 Reunion』2026年1月1日Netflix配信、後編『教場 Requiem』2026年2月20日劇場公開
累計発行部数130万部を突破した、警察学校の実態をリアルに描く新感覚警察ミステリー。2020年に木村拓哉主演でドラマ化され、これまでにSPドラマ2本と連続ドラマ『風間公親-教場0-』が放送されるなど、大人気を博している。
『新・教場』『新・教場2』を原作とするシリーズ初の映画化作品となるプロジェクトは2部作で展開され、主演・木村拓哉、監督・中江功、脚本・君塚良一が再タッグ。警察学校の生徒たちと圧倒的な熱量で向き合ってきた鬼教官・風間公親の集大成となる新たな物語から、目が離せない。
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7. 『君が最後に遺した歌』一条岬(KADOKAWA)

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▼道枝駿佑×生見愛瑠主演、2026年3月20日公開
第26回電撃小説大賞受賞作『今夜、世界からこの恋が消えても』の著者による第2作。発達性ディスレクシアを抱えるヒロインと、詩作が趣味の主人公が、歌を通して紡ぐ心を震わす愛の物語。
映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の三木孝浩監督と道枝駿佑(なにわ男子)が再びタッグを組み、生見愛瑠をヒロイン役に迎える。亀田誠治が音楽プロデュースを担当し、劇中歌はすべて書き下ろしとなっている。
8. 『未来』湊かなえ(双葉社)

▼黒島結菜主演、2026年5月公開
『告白』『母性』で知られる湊かなえの集大成と評される作品。子どもの貧困、ネグレクト、ヤングケアラーなど、現代社会の問題に光を当てる社会派ミステリー。
瀬々敬久(『春に散る』)がメガホンをとる映画『未来』では、黒島結菜が主演を務め、松坂桃李、北川景子が共演。20年後の自分から届く手紙をきっかけに、絶望の淵に立たされた少女の運命を描く。
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記事/和田 萌

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