シルヴェスター・スタローン、『ロッキー』伝記映画に愛あるツッコミ「俺はまだ死んでいない!」
俳優のシルヴェスター・スタローンが、名作『ロッキー』製作の裏側を描く伝記映画『I Play Rocky(原題)』について率直な思いを語った。
▼シルヴェスター・スタローン、『ロッキー』伝記映画に本音

92NYでの対談イベント「Sylvester Stallone in Conversation with Tracy Smith: ‘The Steps’」に登壇したシルヴェスター・スタローンは、「俺はまだ死んでいない。いくらなんでも気が早すぎるんじゃないか?」と、自身の半生が映画化されることへの当初の戸惑いを明かした。
しかし、若き日のスタローンを演じたアンソニー・イッポリトの映像を見て態度は一変。「最初の瞬間、本当に自分だと思った」と大絶賛した。ピーター・ファレリー監督の本作に対し、スタローン自身は「一切関与していない」と明言しつつ、「何か質問があれば、俺がここにいる」と主演俳優にエールを送ったという。
▼過去作への後悔と現代のハリウッド

話題は過去のシリーズ作にも及んだ。今のスタローンにとって自身の作品を観直すのは「ウーッと唸りたくなってしまう」経験だという。特に『ロッキー5/最後のドラマ』に対しては「自分でアクセルから足を離してしまった」と強い後悔をにじませ、Amazonに再編集版の製作を認めさせようと動いている驚きの事実も明かした。
また、「もし今キャリアをスタートさせたらハリウッドの頂点に立てるか」という質問には、「無理だと思う」と即答。「俳優のルックスも違えば、演技も違う。今のテーマには共感できない。今のアクションは、なんだか時代錯誤な感じがする」と、業界のイデオロギーの変化を指摘する。
さらに、「今の時代に『ゴッドファーザー』を作るとして、キャスティングを試みる。それは不可能だ」と持論を展開。名作は当時の社会的背景や民族性など、あらゆる要素が噛み合って生まれた奇跡であり、現代の価値観に当てはめることの難しさを強調した。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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