菅野祐悟監督の音楽で魅せる映画『DAUGHTER』。主題歌を担当するKIM SUNGJE(SUPERNOVA/超新星)独占インタビュー

KIM SUNGJE
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5月3日〜5月5日まで開催される「第一回横浜国際映画祭」にて、レッドカーペットを歩くために来日したKIM SUNGJE。横浜国際映画祭のクロージング上映作品、菅野祐悟監督の『DAUGTHER』の主題歌をオール英語で歌い上げた彼にザ・ハリウッド・リポーター・ジャパンがインタビューを敢行した。我々の質問に流暢な日本語で答えてくれた彼に感謝するとともに、動画ではその一部始終をぜひご覧いただきたい。

――菅野祐悟氏の映画初監督作品『DAUGHTER』のオープニング曲で英語の歌詞に初挑戦されましたね。

KIM SUNGJE(以下、ソンジェ):初めて日本語で歌った時も大きなチャレンジでしたが、英語はさらに難しかったです。意味は分かっても発音が慣れていなくて。恥ずかしさもありつつ、たくさんの方の助けもあって頑張れました。

――今回、監督からのラブコールで主題歌での参加が実現したとお聞きしました。

ソンジェ:もともと菅野さんは僕がプロデューサーを務めたジュエリーブランド「ADORO-Italia-」のローンチイベントに来てくださったんです。そこでは「また機会があれば」と挨拶させていただきましたが、今回のオファーをいただけてとても嬉しかったです。

以前、僕が出演した映画の曲を歌いましたが、オリジナル・サウンド・トラックとして参加するのは初です。菅野さんから曲をいただけるのは光栄でしたが、日本にも素敵なアーティストが大勢いるのに、なぜ僕を選んでくださったのかな、と不思議な気持ちもありましたね。

―菅野監督とのお仕事はいかがでしたか。

ソンジェ:ミステリアスな雰囲気を持っている個性的な方でした。僕は人見知りなのですが、菅野監督の優しい笑顔でだんだんとコミュニケーションが円滑になっていきました。ファッションもおしゃれだし、さすが天才だなと思いました。レコーディングは歌自体よりも発音が一番大変でしたね。監督からは「ロックスターみたいに歌うといい」というアドバイスがあって、それを頑張ってイメージしながら歌いました。

――映画『DAUGHTER』はご覧になりましたか。

ソンジェ:まだです。「横浜国際映画祭」で観るのを楽しみにしています。2017年の「沖縄国際映画祭」に参加した時と違い、今回は俳優ではなく歌手として参加なので、それが楽しみでもあり緊張でもあります。

――ソンジェさんはどんな映画がお好きですか。

ソンジェ:今は「Netflix」や「Disney+」などのプラットフォームで映画やドラマを楽しめるようになりました。先日観て面白かったのは、森山未來さん主演の「ボクたちはみんな大人になれなかった」です。

――今回は”英語の歌詞で歌い切る”というチャレンジでしたが、今後チャレンジしてみたいことはありますか。

ソンジェ:挑戦よりも辞めたいことが多いかもしれません(笑)。個人的には良いことよりも悪いことをやめることが大事だと思うんです。例えばお酒、タバコ、睡眠不足……そういったものをやめて健康を最優先していきたいです。

また、キャリア面では、歌手としてデビューする前は俳優になることが夢だったので、機会があれば日本でも俳優として活動ができたら嬉しいです。コメディが好きなので、ロマンティック・コメディはいいなと思います。でもアクションは自信がないですね(笑)。機会があればやってみたい気もしますが…。

――最後にザ・ハリウッド・リポーター・ジャパンの読者にメッセージをお願いします。

ソンジェ:ザ・ハリウッド・リポーター・ジャパンをご覧の皆さん、「横浜国際映画祭」のおかげでこの機会をいただき嬉しいです。これからも色々な活動で来日できればと思っています。そして『DAUGHTER』もたくさん愛してください。

質問に一つひとつ丁寧に答えてくれた、ソンジェ氏にとても誠実な人間性を垣間見るインタビューだった。今後、彼が日本で俳優としてさらに活躍してくれることを期待してやまない。ザ・ハリウッド・リポーター・ジャパンが注目する映画『DAUGHTER』、ぜひ劇場へ足を運んでいただきたい。

KIM SUNGJE

Kim Sungjeキム・ソンジェ)

誕生日:11月17日
身長:184cm
血液型:AB
趣味:音楽鑑賞、映画鑑賞、ドライブ
特技:ダンス、歌

韓国発ダンスヴォーカルグループ・SUPERNOVA(超新星)のメンバー。端正な顔立ちと抜群のスタイルに加え、AB型ならではの天然なキュートさを持ちながら、外見と反し性格はとても男らしい。

その歌唱力と抜群のルックスから数多くのミュージカルに出演。主な作品は『私のホストちゃんTHE PREMIUM』や『インタビュー』、『メイビー、ハッピーエンド』、『I LOVE YOU, YOU’RE PERFECT, NOW CHANGE』、『Summer Snow』、『美女はつらいの』、『光化門恋歌』など。映画『Guest House」(2017年公開)では初主演を務めた。

ソロとしても自身プロデュースのアルバムをリリース、2013年4月12日には4thソロアルバム『RESTART』を発売。タワーレコード総合アルバムチャート1位(4月12日付)になる。

2022年よりイタリアンジュエリー「ADORO-Italia-」のプロデューサー兼アンバサダーを担う。

横浜国際映画祭クロージング作品<ワールドプレミア>
『DAUGHTER』(ドーター)
5月5日(金) 17時〜
場所:シネマ・ジャック&ベティ(舞台挨拶あり)

監督・音楽:菅野祐悟
主演:竹中直人

世界を魅了する音楽家たちが共演する、「音楽映画」がここに誕生!

『DAUGHTER』は、日本を代表する作曲家・菅野祐悟(『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』)が初めて監督を務め、竹中直人が主演を務めた感動的なストーリー。

幼くして母親を亡くした娘と、 死んだ妻の幻影を追い求める父親。 交錯する愛情に翻弄される親子、そして突きつけられる悲劇・・・、生きること、死ぬこと、愛すること・・・。そんなシンプルな人生の問いに物理の教師が人生を掛け、彷徨い、到達した「答え」とは? 不器用な親子の愛の行方を横浜の美しい街並みを背景に描き出す。

本作では、世界中から超一流の音楽家たちが集結。菅野祐悟氏自身の作曲家としての視点から音楽と映像が見事に調和し、「映画音楽」という枠を超えた「音楽映画」として新しいジャンルを開拓。映画と音楽の新しい関係を劇場で体感せよ。

オープニング曲:KIM SUNGJE(SUPERNOVA/超新星)
エンディング曲:KANATSU
チェロ:宮田大(ロストロポーヴィチ国際チェロコンクール優勝)
ピアノ:Julien Gernay(リスボン・国際ピアノコンクールでヴァンドーム賞)
クラシックギター:朴葵姫(アルハンブラ・国際ギターコンクール優勝)

©Megu Entertainment

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