トム・クルーズが最新作『ミッション: インポッシブル/デッドレコニング PART 1』のワールドプレミアに登場

トム・クルーズ 写真: ©FILIPPO MONTEFORTE/AFP VIA GETTY IMAGES
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イタリアのローマで月曜日、トム・クルーズ主演最新作『ミッション: インポッシブル/デッドレコニング PART 1』のワールドプレミアが開催された。レッドカーペットに登場したクルーズは、スペイン階段の最上段に降り立った。

「デッドレコニング」は1996年に始まったシリーズの第7作目にあたり、今作でクルーズはイーサン・ハント役としてカムバック。集まった記者やファンを前に、出演作品の劇場公開にこだわる“スクリーンの救世主”は喝采を浴びた。『トップガン マーヴェリック』に続き、「デッドレコニング」は映画館で封切られる。またクルーズは、旧来の“ウィンドウィング”システムを求めており、これによって映画館主は最大限の分け前を得られるようになる。

カーペットを歩く前、クルーズは群衆にこう呼びかけた。「世界が最も困難なときを経たあとに、映画をまだ作ることができる、そして満員の映画館に戻ってこれると示すことは本当に重要です」

『ミッション: インポッシブル/デッドレコニング PART 1』は、“コロナ禍の真っ只中”でヴェネツィア、ローマで撮影されたという。クルーズは「パンデミックは映画を滅ぼせない、と人々に証明するためにも、今作の制作は非常に大切なことでした」と当時を振り返った。「皆さんに感謝しています。厳しい安全手順とこの国の助けがあったからこそ、とても素晴らしいことを成し遂げたのです」

また、象徴的なランドマークで撮影されたシーンについて「ここで撮影を行ったとき、この素敵な広場を1日だけオープンエア型のセットに様変わりさせました。一般人の立ち入りをクローズしたのですが、私はこういったことを度々スタジオにお願いしています」と明かした。

それから以下のように続けた。「世界を旅することが大好きです。それは自分の映画を宣伝するためだけでなく、作品を制作するためでもあるんです。というのも、宣伝をしたり、自分のノウハウを伝授することで世界中の業界全体を成長させることができます。映画を引っ提げて様々な国に行く際は、現地の映画館でその時々のベストな出来を見届けるようにしています」

まもなく61歳を迎えるクルーズの子供のような笑顔は健在だ。「子供の頃から、高層ビルを眺めてはどうやって登るか、どうやって頂上から地面に降りるかなんてことを想像していました。もちろん、はしごを使わずに。それに、命を落とさないようにね」「いつも私の背中を押し、色々なチャレンジに向き合わせてくれるのは、自分が子供時代に抱いた夢なんです」

最新作では、ローマの街を黄色の“フィアット 500”で駆け抜けた。「ローマが大好きです。完全にこの街の虜になっていて、ここで仕事をするのは最高です。私を歓迎し、そして気持ち良く仕事をさせてくれて、ありがとうございます」とクルーズは感謝を述べた。

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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