アンジェリーナ・ジョリー、「今なら俳優にはならない。ハリウッドは健全な場所ではない」と明かす

アンジェリーナ・ジョリー 写真: ©MIKE MARSLAND/WIREIMAGE
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アンジェリーナ・ジョリーが、5日に公開された『ウォールストリートジャーナル』のインタビュー内で、現在のハリウッドに対し思いを明かした。

ジョリーは「今なら、俳優の道は選ばないでしょう」と告白し、「駆け出しのころは、世間に何から何まで晒すことは期待されていなかった」と続けた。

自身に関する報道を読むことはないというが、「私は、長く業界に身を置いている。あらゆることを言われているのは分かっている」とした。

両親が俳優だったこともあり、ジョリーはハリウッド周辺で育った。モデルの仕事に加え、若いころから様々な作品に出演していた。

「(ハリウッドに)あまり感心したことはなかった。私は、浅はかな場所で育ちました。世界のあらゆる場所の中でも、ハリウッドは健全なところではありません。だから、“本物”を探し求めるようになるのです」

アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた『17歳のカルテ』(1999)で脚光を浴びたジョリーは、うつに悩まされ自殺願望を抱くこともあったという。

7年前にB・ピットと離婚

また、特に7年前のブラッド・ピットとの離婚に関することで、ジョリーは世間の詮索に晒され続けてきた。

さらに、2018年の『マレフィセント2』の撮影中に多大なストレスを感じており、前作の時とは声が変わってしまったと告白。「身体がストレスに対して凄く敏感で、血糖値が上がったり下がったりします。離婚の6ヵ月前には、特発性麻痺を発症しました」

家から出るたびにパパラッチなどの注目を浴びてしまうLAでは、「社会生活もままならない」という。そのこともあり、最終的にはLAを離れたいと考えているそうだ。

「離婚後に起きたことの一部ですね。自由に生き、旅をする力を失ってしまいました」としながら、もっとカンボジアにある家で過ごしたいと伝えた。「可能になれば、引っ越す予定です」

現在は仕事をセーブ中

今年初め、ジョリーは『Vogue』に対し最近は意図的に俳優の仕事を減らしていると明らかにした。

「今、48歳のありのままの自分を理解しているところです」「人間として変化を迎えていると思います。最近は少し気が沈んでいて。もう10年くらい、自分が自分でない気がします。ある意味、自ら目を背けているのかもしれません」

※今記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。翻訳/和田 萌

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