ティモシー・シャラメ主演『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が北米で首位発進

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』写真: COURTESY EVERETT COLLECTION
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ティモシー・シャラメ主演『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が、北米で予想を上回る3900万ドルを叩き出し、興収ランキングで首位発進した。

よって現在、同作の全世界累計興収は1億5140万ドルに達した(うち海外興収は1億1240万ドル)。近年苦戦を強いられているミュージカル映画にとっては、心強いスタートとなった。

ポール・キング監督『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は、チョコ職人“ウィリー・ウォンカ”の若き日の物語。主演のシャラメのほか、ヒュー・グラントオリヴィア・コールマンキーガン=マイケル・キーケイラ・レーンサリー・ホーキンスローワン・アトキンソンら豪華キャストが顔を揃えている。

若者に大人気のシャラメ

チケット購入者の60%は18~34歳、さらに10%は13~17歳で、若年層の映画ファンから支持を得るシャラメのスター性を強調する形となった。果たしてクリスマスシーズンでもその勢いを保つことができるのか、期待が高まっている。

アメリカ映画界の年末商戦は現在、ワーナーが席巻中。DC作品『アクアマン/失われた王国』が12月22日公開、そしてクリスマスにはミュージカル『カラーパープル』が続く。また、家族向け映画では、イルミネーションのアニメ『FLY!/フライ!』が22日に控えている。

興収ランキング第2位は、公開5週目の『ハンガー・ゲーム0』。現時点で、全世界累計興収は驚異の3億5000万ドルを記録している。

3位・4位には、あの日本作品が

続く第3位は、日本のアニメ作品『君たちはどう生きるか』で、北米興収は計2310万ドル。さらに、『ゴジラ-1.0』は4位にランクインし、北米興収は計4430万ドルとなった。

そして、感謝祭シーズンから粘り強さを見せている『Trolls Band Together(原題)』(400万ドル)と『ウィッシュ』(320万ドル)が5位、6位に入った。

また、7位は初登場の『Christmas With the Chosen: Holy Night(原題)』(290万ドル)。次いで、8位の『ナポレオン』はゴールデングローブ賞への候補入りが叶わなかったものの、全世界興収は2億ドルに迫っている。

ビヨンセのコンサート映画『Renaissance: A Film By Beyoncé』は、公開3週目にして北米興収200万ドルを記録し、9位となった。

第10位には、ヨルゴス・ランティモス監督『哀れなるものたち』(130万ドル)がランクイン。公開2週目で上映館を拡大し、トップ10入りを果たした。エマ・ストーン主演の同作は、ゴールデングローブ賞で作品賞(ミュージカル/コメディ)含む7部門にノミネートされている。

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※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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