舘ひろし&柴田恭兵『帰ってきた あぶない刑事』で横浜に凱旋、パレードに38万人殺到

『帰ってきた あぶない刑事』完成披露会
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舘ひろしと柴田恭兵のコンビによる人気刑事アクションの映画最新作『帰ってきた あぶない刑事』の完成披露イベントが3日、横浜市内各所で行われた。

2人は今年で72回目を迎える横浜開港記念祭り「ザよこはまパレード(国際仮装行列)」に参加。

タカ&ユージがロケ地の横浜に凱旋し60団体、約2500人のトリを務めた。

劇中衣装でオープンカーにさっそうと乗り込み、ユージの愛車である日産レパード9台に先導され山下公園中央口をスタート。

全長3.4キロのうち1.5キロをパレードし、歓声が鳴り響く中、シートの上に立って手を振り拳銃を構えるポーズを披露するなどして応えた。

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主催者発表では、延べ38万人が集まったという。

その後、浅野温子と仲村トオルが合流し、象の鼻防波堤でのレッドカーペットイベントに登場。

舘は「横浜に帰ってまいりました。温かく迎えてくださり言葉になりません」と感慨深げ。

テレビシリーズがスタートしたのは38年前で、「あの頃はベイブリッジもなく、今は打って変わってどんどん活気のある街になっている」と話した。

一方の柴田も、「お母さん、おばあちゃん、娘さん、お孫さんまで迎えていただいた。横浜、大好きです」と感謝。

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「日本の役者の中で、僕が一番横浜の街を走り回っています。中華街、港の見える丘公園、外人墓地…その度に街の人たちが本当に協力してくれたことを覚えています」と振り返った。

披露試写会も横浜ブルク13で行われ、4人に加えゲストの土屋太鳳、吉瀬美智子、西野七瀬、原廣利監督が上映前の舞台挨拶に登壇。

舘は「若い監督、スタッフによって今までにない新しいあぶない刑事ができた」と断言。

柴田も「ヒットするか、大ヒットするかは皆さん次第。安心してください。絶対ヒットします。ノリノリで見て、心に素敵な思いが残る作品です」と自信たっぷりに話した。

前作『さらば あぶない刑事』から8年のブランクがあったが、舘は「8年も空いた気がしない。3年くらいだと思っていた。お話をいただいて凄くうれしくて、すぐにやりたいと思った」と笑顔。

柴田も、「年を取ると月日(の流れ)が早いけれど、舘さんはまんまダンディ鷹山で僕はセクシー大下だった。温子とトオルと4人がそろえば最強です」とあうんの呼吸を見せた。

だが、浅野は自身の登場シーンに関し「私はあそこまでやらなくてもいいと思った。(役名の)薫が皆さんのご要望に応えられているか不安は不安」と不満を吐露。

仲村も「2人に一生懸命ついてきて良かった」と先輩を持ち上げつつも、自身は8年たっても捜査一課長のままで、「ほかの作品では社長や総理大臣をやっているのに…」とこぼし、会場の笑いを誘った。

土屋は二人の娘かもしれないという設定で、「2人の立ち姿が格好良すぎて、宇宙に行った人が地球の輝きを見て驚くような気持ちでした」と独特の表現で最敬礼。

仲村の部下役の西野は、「伝説のお2人のリアルないじりやムチャぶりをきれいに返していて凄くビックリした」と上司を称えた。

吉瀬は、舘にバックハグされるシーンがあり「キュンってなるんです。あの時は香水をつけて、好きになってもらおうと思っていました」とメロメロ。

舘も、「あの芝居に全てを懸けました」と話し笑わせた。

『帰ってきた あぶない刑事』は、ニュージーランドを“出禁”となった鷹山と大下が8年ぶりに横浜に帰還し、探偵としてさまざまな事件に巻き込まれていく物語。

5月24日から全国で公開される。

取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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