映画『僕はキャプテン』、“イタリア版オスカー”ドナテッロ賞で作品賞
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マッテオ・ガローネ監督の映画『僕はキャプテン』が3日、“イタリア版オスカー”にあたる第69回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で作品賞を含む6冠に輝いた。
同作は難民たちの姿を描いたドラマ作品で、監督賞、撮影賞、編集賞、音響賞、そして視覚効果賞の5部門でも受賞を果たした。
さらに、イタリアで昨年、映画『バービー』を抜いて最高興収を記録したコメディドラマ『まだ明日がある』が、主演女優賞、助演女優賞、新人監督賞、脚本賞を獲得。
パオラ・コルテッレージが監督&主演を務め、第二次世界大戦後のローマで虐待を受ける女性を描いた『まだ明日がある』は、国内で家庭内暴力とフェミサイドをめぐる新たな論争を巻き起こすなど、文化現象となった。
主な受賞者は以下の通り
作品賞
『僕はキャプテン』
監督賞
マッテオ・ガローネ『僕はキャプテン』
新人監督賞
パオラ・コルテッレージ『まだ明日がある』
脚本賞
『まだ明日がある』パオラ・コルテッレージほか
脚色賞
『エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命』マルコ・ベロッキオほか
主演女優賞
パオラ・コルテッレージ『まだ明日がある』
主演男優賞
ミケーレ・リオンディーノ『Palazzina Laf』
助演女優賞
エマヌエーラ・ファネッリ『まだ明日がある』
助演男優賞
エリオ・ジェルマーノ『Palazzina Laf』
国際長編映画賞
『落下の解剖学』ジュスティーヌ・トリエ
その他の受賞者はこちら。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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