『ビートルジュース ビートルジュース』が米興行収入1億1000万ドルの好スタートを切る

『ビートルジュース ビートルジュース』のマイケル・キートン 写真: Warner Bros. /Courtesy Everett Collection
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ティム・バートン監督の長年待ち望まれていた続編『ビートルジュース ビートルジュース』は、前作から36年経ったことを感じさせないほどの人気で、1億1,000万ドルという大ヒットを記録し、米国興行収入で好スタートを切った。

このコメディ・ホラー映画は、インフレ調整前の数字で見ると、ワーナーの2017年に公開されたR指定のスティーヴン・キング原作映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の1億2,300万ドルに次ぐ、9月公開作品として2番目に大きなオープニング成績を収めた。

『ビートルジュース ビートルジュース』では、主役のいたずら好きなゴーストを再び演じるマイケル・キートンが復帰し、ウィノナ・ライダーやキャサリン・オハラも再演する。シリーズ初登場となるのは、ジェナ・オルテガ、ジャスティン・セロー、モニカ・ベルッチ、アーサー・コンティ、ウィレム・デフォーなど。

今作は、リディア・ディーツ(ライダー)とその家族が悲劇の後に帰郷し、娘のアストリッド(オルテガ)が死後の世界へのポータルを開いてしまうという展開となっている。

この映画は、幅広い年齢層や家族に受け入れられており、前作が根強い人気を誇っていることを証明している。観客の54%から58%が女性で、アメリカ全土で好評を博している。収益の3分の1以上はIMAXや他の大型スクリーンからのもので、さらにヒスパニック系の観客がよく映画館に足を運んでいることも興行収入の追い風となっている。

『ビートルジュース ビートルジュース』はCinemaScoreでB+を獲得しており、これはRotten Tomatoesの批評家スコア76%に匹敵する。前作『ビートルジュース』のCinemaScoreのBよりも少し高い評価となった。(ホラー映画やホラー要素を含む作品では、CinemaScoreが低くなることが一般的といわれている。)

『ビートルジュース ビートルジュース』は、これまで9月に公開された映画の中で歴代2位のオープニング記録を持つ2019年の『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(9,110万ドル)を上回り、さらにパンデミック中の2021年に公開されたマーベル・スタジオの『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(7,540万ドル)も超えた。

この続編の製作費は1億ドルと報じられており、世界初公開を華やかなヴェネツィア国際映画祭で行うなど、大規模なマーケティング費用がかかっている。

1作目『ビートルジュース』は、米国興行収入7,400万ドルを記録している。これは当時としては巨額で、インフレ調整後では1億9,500万ドル以上となる。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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