アンジェリーナ・ジョリーが伝説の歌手マリア・カラスに ― 伝記映画『Maria』がトロントで上映

アンジェリーナ・ジョリー、映画『Maria(原題)』写真: Pablo-Larrain
アンジェリーナ・ジョリー、映画『Maria(原題)』写真: Pablo-Larrain
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新作伝記映画『Maria(原題)』で伝説のオペラ歌手・マリア・カラスを演じた俳優のアンジェリーナ・ジョリーが、トロント国際映画祭で開催された同作の限定試写会に登場し、作品について紹介した。

ジョリーによると、新作『Maria』はカラスの“暗い時期”に光を当てているという。

「晩年の彼女は、心からつながりを感じられるような最高のときを過ごすこともあれば、そうでないときもありました。それは彼女を打ちのめし、互いに理解し合うことなどできないと感じさせてしまったのです」

そして、ジョリーは観客に向けて、「彼女は、人生の暗い時期に亡くなりました」としながら、「皆さんが彼女の人生について学び、音楽を思い出し、芸術を愛する人たちの中にいることを本人に見てほしかったですね」と語りかけた。

パブロ・ラライン監督による本作は、実話に基づいて制作され、70年代のパリを舞台に世界で最も偉大なオペラ歌手の最期の日々を再構築する。脚本は、映画『スペンサー ダイアナの決意』のスティーヴン・ナイトが手がけた。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌

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