『プリンセスと魔法のキス』15周年、ティアナ役声優が影響を振り返る「小さな波が変化をもたらす」
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ディズニーのアニメ映画『プリンセスと魔法のキス』(2009)が公開から15周年を迎え、主人公ティアナの声優を務めたアニカ・ノニ・ローズが思い出を振り返った。
ローズは米『ピープル』に対し、今もなおティアナが若い女の子たちに与えている影響は「驚くべき」ものだと告白。またイベントでは、ティアナの象徴的な緑色のドレスを着た「様々な民族、様々なバックグラウンドの子どもたち」を目にしてきたと語った。
「黒人や褐色の肌の大人たちは、成長期に別の美の基準に適合しようと、長い時間を費やしてきました。そして今、新しい世代の子どもたちは、様々な形で自分自身に快適さを感じています。ティアナのドレスを着ることに何の抵抗もありません。彼らに『あなたは、ティアナではない』と言っても通用しません。肌の色は肝心ではなく、彼らは自分こそがティアナだと感じているのです」
そしてローズは、「子どもたちが学校の劇でプリンセスを演じたいと思うとき、そういった小さな波が変化をもたらすのです。誰が彼らにプリンセスにはなれないと言えるでしょうか?いいえ、誰も。なぜなら、私たちはそれを目の当たりにしているからです」と続けた。
ニューオーリンズを舞台にした『プリンセスと魔法のキス』は、若きプリンセスのティアナとカエルの姿に変えられてしまった王子の姿を描いている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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