怖すぎる!実在の事件をベースにしたホラー映画10選
実話ベースの映画といえば、ヒューマンドラマなど感動作を思い浮かべる人が多いかもしれないが、ホラー映画も実話を基にした作品が多くあるのをご存じだろうか。
そこで今回は、あの連続殺人事件から、悪魔憑依事件まで、実在の事件をべーズにしたホラー映画10選をご紹介。
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す
『ファイヤー・イン・ザ・スカイ 未知からの生還』
1975年11月15日。アリゾナ州で森林伐採の仕事をしていたトラヴィス・ウォルトンは、空を飛ぶ怪しい飛行船に連れ去られ、5日間も行方不明になってしまう。
UFOに誘拐されたウォルトンの実体験をもとにしたSF映画。
『エルム街の悪夢』(1984)
80年代を代表する大ヒットホラー『エルム街の悪夢』も、実話から着想を得ていたのをご存じだろうか。
ウェス・クレイブン監督によると、東南アジア男性の突然死を報じるロサンゼルス・タイムズ誌の記事をヒントにしたそう。
1980年代、アメリカに移住した東南アジア人男性たちの間で、就寝中に悪夢が引き金になったような死にいたるケースが相次いで報告されていた。
本作は、夢の中で人々を襲う殺人鬼フレディ・クルーガーの凶行を描いている。
『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』
アメリカ・カリフォルニア州サンノゼに実在する奇妙な豪邸「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」。
この屋敷の持ち主は、ライフル銃で財を成した一族のサラ・ウィンチェスターだった。サラは娘と夫を次々に亡くしてしまう。不安定になった彼女が霊媒師のもとへ行くと、「銃で殺された人々の怨念を鎮めるため家を建て続けなさい」と助言を受ける。
こうしてサラは38年間にわたり屋敷を増築し続け、160部屋、寝室は40部屋、階段数は40、浴室は13つ、キッチンは6つ、窓は10000枚、ドアは2000枚という、巨大で迷路のようなお屋敷を作り上げる。観光地としても有名で、入場料を払うと館内ツアーが可能。
本作は、この奇妙な幽霊屋敷「ウィンチェスター・ミステリー・ハウス」を題材にしたホラー映画。
主人公・サラ役はオスカー女優のヘレン・ミレンが演じている。
『死霊館』
実話を基に『ソウ』シリーズのジェームス・ワン監督がメガホンをとった大人気ホラー『死霊館』。
1971年、ロングアイランド州の古びた一軒家に5人家族が引っ越してきた。しかしその翌日から奇妙な事件が一家を襲い始める。異臭に悩まされ、時計は3時7分で止まったままになり、体には原因不明のアザが浮かぶ。一家は心霊研究者のウォーレン夫妻に助けを求めることに。
実在する心霊研究者のウォーレン夫婦を、パトリック・ウィルソンとベラ・フォーミガが演じる。
『エクトプラズム 怨霊の棲む家』
1987年に起きた実話を描いたオカルト・ホラー。
息子の治療のために、病院の近くにあるコネチカット州の古い屋敷に引っ越してきたキャンベル一家。しかし、そこはかつて葬儀場として使われていた場所で、一家は超常現象に悩まされていく。
主演を『サイドウェイ』のヴァージニア・マドセンが演じた。
『ブラック・ウォーター』
2003年、オーストラリアで巨大クロコダイルに襲われた若者たちの実話を基にしたサバイバル・スリラー。
休暇で北オーストラリアにやってきたリー&グレース姉妹とグレースの恋人アダム。マングローブが茂る沼地で釣りを楽しんでいると、巨大なクロコダイルが襲撃し、3人は川の中へ放り出されてしまう。
撮影には本物のクロコダイルを使用し、ド迫力の映像を生み出している。
『エミリー・ローズ』
悪魔祓いの後に少女が怪死した実際の事件を基にしたオカルト・ホラー。
19歳の女子大生エミリー・ローズは、ある日原因不明の痙攣と幻覚に襲われる。ムーア神父が悪魔祓いの儀式を施すが、エミリーは死亡し、神父は過失致死罪で起訴される。
『モンスター』
娼婦のアイリーンは同性愛の少女セルビーと出会い、共同生活をすることになる。生活費を稼ぐため売春業を再び時始めるが、客から暴力を受け殺してしまう。
実在の連続殺人犯アイリーン・ウォーノスの実話を描いている。
主人公アイリーンを演じたシャーリーズ・セロンは、役作りのため13キロ以上増量。第76回アカデミー賞では主演女優賞に輝いた。
『ゾディアック』
1960年代から70年代に、全米を震撼させた連続殺人事件を基にしたサスペンス・ドラマ。監督は『セブン』『ゴーン・ガール』のデビッド・フィンチャー、主演はジェイク・ギレンホールが演じる。
“ゾディアック”と名乗る連続殺人犯から、暗号が書かれた声明文が新聞社に送られてくる。事件の解明を目指す4人の男たちは、熱中するあまり次第に人生が狂っていく。
この連続殺人事件はいまだに未解決で、犯人も謎のままである。
『エクソシスト』
オカルト・ホラーの金字塔『エクソシスト』は、1940年代にメリーランド州で起きた「ローランド・ドー憑依事件」をもとに映画化。
12歳の少女リーガンは、ある日突然奇妙な言動をするようになる。次第に悪魔が取り憑いたような人相になっていく。悪魔を追放するため、神父のメリンとカラスは悪魔祓いを始める。
本記事は、英語の記事を編集しています
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