アンソニー・マッキー、物議を醸したキャプテン・アメリカに関する発言を釈明
俳優のアンソニー・マッキーが、キャプテン・アメリカの精神について語った自身の発言が一部のインターネットユーザーの間で物議を醸したことを受け、釈明を行った。
マッキーは28日、自身のインスタグラムのストーリーで、「はっきりさせておきたい。私は誇り高きアメリカ人であり、キャプテン・アメリカのような英雄の盾を受け継ぐことは、生涯にわたる名誉です。私は、国に仕えた人々、そして現在も仕えている人々に対して心からの敬意を抱いています。キャプテン・アメリカには、世界中の人々が共感できる普遍的な特徴があるのです」と述べた。
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マッキーは、ローマで開催されたディズニーの新作映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』のイベントのステージ上で、「私にとって、キャプテン・アメリカはさまざまなものを象徴しているが、『アメリカ』という言葉がその象徴の一つであるべきだとは思わない」と発言。インタビューの映像は、イベントの参加者によって撮影され、オンライン上に投稿された。
インタビューの中で、マッキーは「キャプテン・アメリカとは、約束を守る男であり、名誉、尊厳、誠実さを持つ人物です。信頼に足る存在であり、頼れる人物なのです」と続けた。オンライン上に投稿された同発言を収めた映像からは、マッキーがどのような質問に答えていたのかは不明だ。
マーベルのイタリア公式SNSアカウントは、インタビューの一部映像を投稿したが、「キャプテン・アメリカがアメリカを象徴すべきではない」という発言の部分はカットされていた。編集後の映像では、「私にとってキャプテン・アメリカはさまざまなものを象徴する存在であり、信頼できて頼れる人物である」というコメントのみが掲載されている。
「ブレイブ・ニュー・ワールド」は、クリス・エヴァンス演じるスティーブ・ロジャースが2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストでアンソニー・マッキー演じるサム・ウィルソンに盾を託して以来、初のキャプテン・アメリカ作品となる。2021年には、ディズニープラスで『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』が配信され、黒人男性がキャプテン・アメリカの象徴を受け継ぐことの複雑な意味をテーマとして描いた。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌
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