『スーパーマン』歴代俳優の軌跡…映画初登場は1948年、2025年には最新作が公開

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DCコミックスに1938年に初登場したスーパーヒーロー、スーパーマン(カル゠エル/クラーク・ケント)。鋼の肉体を持ち、最強の超能力を備えたヒーローは、世代を超えて映画・シリーズ、アニメなど多様なメディアを自在に飛び回り、人々に愛されてきた。
そして、日本では今年、2004年に52歳で死去したスーパーマン俳優クリストファー・リーヴの生涯を追ったドキュメンタリー映画『スーパーマン / クリストファー・リーヴの生涯』と、ジェームズ・ガン監督の新作DC映画『スーパーマン』がリリースされる。
ファン必見の新作の情報とともに、2025年現在に至るまでの歴代のスーパーマン俳優の軌跡を振り返っていこう。
■新作ドキュメンタリー『スーパーマン / クリストファー・リーヴの生涯』
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※本ページの情報は、2025年3月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
俳優クリストファー・リーヴの生涯を追ったドキュメンタリー映画『スーパーマン / クリストファー・リーヴの生涯』が、2月27日(木)よりU-NEXTで配信中だ。
1995年5月、リーヴは不慮の落馬事故による脊髄損傷で重度の麻痺を負ってしまう。自発呼吸もままならず、車椅子生活を余儀なくされたリーヴ。しかし懸命なリハビリと家族や友人のサポート、そしてヒーローの復活を祈る世界中のファンからの励ましを受けて、事故から10ヵ月後にアカデミー賞の舞台に登場。その姿は同じ障がいを抱える人たちに勇気と希望を与えた。その後、基金を立ち上げたリーヴは、脊髄損傷に関する研究と障がい者の支援活動にまい進していく。その傍らには、変わらぬ愛で夫を支える妻と子どもたちがいた―――。
生前には、「ヒーローとは、圧倒されるような障壁にもかかわらず、耐え忍び、それを乗り越える力を得たごく普通の人間である」と語っていたリーヴ。スクリーンの内外で活躍した真のヒーローのレガシーは、現在もなお人々の心の中で生き続けている。
『スーパーマン / クリストファー・リーヴの生涯』は、U-NEXTで独占見放題配信中。
■歴代のスーパーマン俳優…2025年の最新作の主役は?
スーパーマンは映画メディアでは1948年と50年の連続活劇に初登場し、1951年の『スーパーマンと地底人間』ではジョージ・リーヴスが主演を務めた。その後、クリストファー・リーヴ主演のオリジナルシリーズを皮切りに、ジェームズ・ガン監督による2025年夏公開のDCU『スーパーマン』に至るまで、様々な映画作品が制作されている。
1. クリストファー・リーヴ
リーヴは70~80年代にかけて、映画シリーズ4作品(『スーパーマン』(’78)・『スーパーマンII/冒険篇』(’81)・『スーパーマンIII/電子の要塞』(’83)・『スーパーマンIV/最強の敵』(’87))に出演。ヒロインのロイス・レイン役はマーゴット・キダー、レックス・ルーサー役はジーン・ハックマン(3作目を除く)が務めた。
リチャード・ドナー監督によるシリーズ1作目『スーパーマン』には製作費5500万ドルがかけられ、当時としては最も高額な映画となった。
■『スーパーマン』(1978)
■『スーパーマンII/冒険篇』(1981)
■『スーパーマンIII/電子の要塞』(1983)
■『スーパーマンIV/最強の敵』(1987)
★クリストファー・リーヴ主演のシリーズ4作品は、U-NEXTで配信中(2025年2月現在)
2. ブランドン・ラウス
ブライアン・シンガー監督による2006年の『スーパーマン リターンズ』に主演したブランドン・ラウス。本作にはロイス・レイン役にケイト・ボスワース、レックス・ルーサー役にケヴィン・スペイシーと豪華キャストが名を連ねた。批評家からは好評を得たものの、世界興収3億9100万ドルと不発に終わり、続編が制作されることはなかった。
■『スーパーマン リターンズ』(2006)
★『スーパーマン リターンズ』は、U-NEXTで配信中(2025年2月現在)
3. ヘンリー・カヴィル
ヘンリー・カヴィルは、2013年のザック・スナイダー監督作『マン・オブ・スティール』に主演。以降、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)、『ジャスティス・リーグ』(2017)&『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(2021)に出演した。さらに、ドウェイン・ジョンソン主演の『ブラックアダム』ではカメオ出演を果たしている。
当初は、ジェームズ・ガン&ピーター・サフランの指揮下のDCスタジオが手がける新作でも、同役を続投する予定だったカヴィル。しかし2022年、カヴィルはスタジオの決断により、降板に至ったことを自身のSNSで公表。「決して、乗り越えるのが簡単なニュースではない。でもこれも人生だ」としながら、「新たなユニバースに携わる人々の幸運を祈っている」とエールを送った。
■『マン・オブ・スティール』(2013)
■『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)
■『ジャスティス・リーグ』(2017)
■『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(2021)
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4. デヴィッド・コレンスウェット
DCユニバース(DCU)作品第1弾となる、2025年夏公開の『スーパーマン』で同役を射止めたのはデヴィッド・コレンスウェット。
米フィラデルフィア出身で、子役として数々の舞台で活躍。2016年にジュリアード音楽院を卒業し、これまでの出演作には、Netflixシリーズ『ザ・ポリティシャン』(2019~20)や『ハリウッド』(2020)、ホラー映画『Pearl/パール』(2022)や『ツイスターズ』(2024)などがある。
キャストには、レイチェル・ブロズナハン(ロイス・レイン役)、ニコラス・ホルト(レックス・ルーサー役)のほか、サラ・サンパイオ(イヴ役)、ウェンデル・ピアース(ペリー・ホワイト役)、エディ・ガテギ(ミスター・テリフィック役)、テレンス・ローズモア(オーティス役)、スカイラー・ギソンド(ジミー役)、アンソニー・キャリガン(メタモルフォ役)、イザベラ・メルセド(ホークガール役)、ネイサン・フィリオン(ガイ役)、マリア・ガブリエラ・デ・ファリア(エンジニア役)が名を連ねている。
監督は、マーベルの『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズや、DCEU『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』など数々のヒーロー作品を手がけてきたジェームズ・ガン。キャストを一新し、スーパーマンの愛犬クリプトも登場する新作で、どのような独自の世界観を構築したのか期待が高まっている。
新作『スーパーマン』は、2025年7月11日に日米同時公開。
記事/和田 萌
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