テイラー・スウィフトの楽曲とともに振り返る！『私たちの青い夏』全シーズンの名場面を総まとめ

Amazonプライムビデオの人気ドラマ『私たちの青い夏』は、テイラー・スウィフトの楽曲と切り離せない関係にある。原作者ジェニー・ハンと主演のローラ・タンは、率直にスウィフトへの愛を語っており、スウィフト自身も再レコーディング楽曲の初披露の場として同作品を活用している。

『私たちの青い夏』シーズン1では、全7話を通じてテイラー・スウィフトの複数の楽曲が使用された。”Cruel Summer”、”False God”、”The Way I Loved You (Taylor’s Version)”、そして当時まだリリースされていなかった『1989（Taylor’s Version）』の収録曲”This Love (Taylor’s Version)”なども使用された。

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「”This Love（Taylor’s Version）”を『私たちの青い夏』の予告編で初披露してくれてありがとう、@jennyhan！」と、テイラー・スウィフトは当時SNSに投稿している。「この楽曲をずっと誇りに思っている.…..」とコメントしており、作品への愛着を示している。

シーズン3の初回放送にあわせて、米『ハリウッド・リポーター』はこれまでシリーズで登場したスウィフトの楽曲による象徴的なシーンを振り返る。

『私たちの青い夏』とテイラー・スウィフトの特別な関係

『私たちの青い夏』は、夏の恋愛と三角関係を描く青春ドラマ。ローラ・タン演じるベリー・コンクリンと、フィッシャー兄弟のコンラッド（演：クリストファー・ブライニー）、ジェレマイア（演：ギャヴィン・カサレーニョ）の恋愛模様を、スウィフトの楽曲が彩っている。

『私たちの青い夏』シーズン1：テイラー・スウィフト楽曲使用場面

“Cruel Summer”

シリーズ初回エピソードでは、テイラー・スウィフトのアルバム『Lover』に収録され、多くのファンに愛されている楽曲が背景に流れるなか、タン演じるベリーとテイラー（演：レイン・スペンサー）がカズンズ・ビーチへ戻る計画について語るシーンが描かれた。

“Lover”

アルバム『Lover』のタイトル曲は、ベリーとコンラッドが夏に再会し、初めて顔を合わせる場面で使用された。

“False God”

緊張が高まり、三角関係の気配が漂い始めるなか、ベリーとコンラッドが桟橋でキスをしそうになるシーン。しかしその瞬間、兄とベリーを見つめていたジェレマイアが、花火を打ち上げてその瞬間を遮る場面で流れた。

“The Way I Loved You (Taylor’s Version)”

シーズン1の象徴的なデビュタント舞踏会では、ベリーがジェレマイアを見つけられずにいるなか、母の病を知って動揺していたジェレマイアに代わって、コンラッドがベリーにダンスを申し出る。2人が踊り始めるその瞬間、『Fearless（Taylor’s Version）』に収録された同曲が流れ出す。

“This Love (Taylor’s Version)”

シーズン1の最終回で、当時未発表だった『1989 (Taylor’s Version)』に収録予定の同曲が、ベリーとコンラッドが浜辺で初めてキスをするシーンで使用された。

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『私たちの青い夏』シーズン2：テイラー・スウィフト楽曲使用場面

“august”

シーズン2の幕開けを飾るため、原作者のハンはアルバム『Folklore』に収録されている同曲をシーズン2の予告編に使用した。ドラマ内では、幻想的な雰囲気を演出する、未発表のシネマティック・バージョンが使用された。

“Back to December (Taylor’s Version)”

シーズン2の公式予告編全体を通して同曲が流れ、再録アルバム『Speak Now（Taylor’s Version）』からの楽曲をファンに一足先に披露する形となった。

“Last Kiss (Taylor’s Version)”

シーズン2の序盤では、ベリーがフィッシャー家との思い出の写真をスマートフォンで見つめるシーンで『Speak Now (Taylor’s Version)』に収録されている同曲が流れている。

“invisible string”

冬のカズンズ・ビーチに戻るベリーとコンラッドのシーンで、アルバム『フォークロア』からの同曲が使用された。

“Hey Stephen (Taylor’s Version)”

遊び心のあるオマージュとして、ベリーの兄スティーヴン（演：ショーン・カウフマン）が電話に出る際、着信音としてスウィフトの同曲が流れる。

“Sweet Nothing”

『Midnights』からの同曲が、コンラッドとベリーの遊歩道での回想シーンで流れる。

“Delicate (Taylor’s Version)”

再録アルバム『Reputation (Taylor’s Version)』からの楽曲をファンは一足先に楽しむことができた。ただし、スウィフトは自身がマスター音源の権利を取り戻したと発表した際、このアルバムの再録作業はあまり進んでおらず、『Reputation（Taylor’s Version）』の公開時期は未定であることを示唆している。シーズン2のあるシーンでは、ベリーとジェレマイアがビーチハウスのプールでふざけ合うなか、同曲が流れている。

“Snow on the Beach (feat. Lana Del Rey)”

スウィフトがラナ・デル・レイと共に歌う、互いに同時に恋に落ちる2人を描いたメロディアスな楽曲は、ベリーがコンラッドとの別れと、感情を語らない彼の態度に苦しみ、感情的に動揺している場面と、スティーヴンとテイラーが夏のあいだに距離を縮めていき、キスを交わす場面の両方で使用された。同曲はアルバム『Midnights』に収録されている。

“Bigger Than the Whole Sky”

シリーズは再び『Midnights』の楽曲に立ち返り、シーズン2で描かれるベリーとスザンナ（演：レイチェル・ブランチャード）の最後のシーンにおいて、”Bigger Than the Whole Sky”が流れる。がんで死期が迫るスザンナがベリーを慰め、2人が抱き合う別れの場面で、この胸を締めつけるような同曲が使用された。

“Exile”

シーズン2の最終話では、ベリーがコンラッドとの関係に区切りをつけ、ジェレマイアとの交際を選ぶ決断を下す。その感情的なシーンを盛り上げるように、アルバム『フォークロア』に収録された同曲が流れる。コンラッドは、滞在していたモーテルでベリーとジェレマイアに別れを告げ、彼女を手放す苦しみを抱えながら、その場を後にする。

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『私たちの青い夏』シーズン3：テイラー・スウィフト楽曲使用場面

“Daylight”

最終章となるシーズン3の最初の予告編では、『Lover』から同曲を使用している。映像では、ベリーとジェレマイアが恋人同士として大学生活を共に送り、愛し合う様子が描かれる。その幸せなモンタージュシーンで、特別な瞬間のように感じられる愛を歌ったテイラー・スウィフトの楽曲が流れる。

“Red (Taylor’s Version)”

シーズン3の予告編では、”Daylight”を背景にベリーとジェレマイアが愛し合うモンタージュが流れた後、2曲目として彼女のヒット曲“Red (Taylor’s Version)”が流れ始めると、ベリーがドアを開け、そこにはコンラッドが立っている。この場面の切り替わりは、ベリーが兄弟それぞれに対して抱く複雑な感情の葛藤を象徴しているように見える。

“You’re Losing Me (From the Vault)”

胸を締めつけるような同曲は、『Midnights（From the Vault）』版に収録されており、シーズン3の初回エピソードで、ベリーがジェレマイアの浮気を知る場面で使用されている。

その他の注目楽曲

ドラマでは、テイラー・スウィフト以外にも印象的な楽曲が使用されている。

• フランク・オーシャン “Moon River”
• タイラー・ザ・クリエイター “ARE WE STILL FRIENDS?”
• ビヨンセ “XO”
• ワン・ダイレクション “Steal My Girl”
• フリートウッド・マック “Silver Springs”
• ビリー・アイリッシュ “when the party’s over”
• オリヴィア・ロドリゴ “drivers license”と”1 step forward, 3 steps back”

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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