【訃報】往年の名子役、80歳で死去:代表作に『名犬ラッシー』

From left: Joey D. Vieira, Jon Provost and their pooches on 'Lassie.'
『名犬ラッシー』に出演したJ・D・ヴィエイラとJ・プロヴォスト 写真: TV Guide/Courtesy Everett Collection
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米CBSの人気ドラマ『名犬ラッシー』(1954-1971)にて主人公のシルベスター・“ポーキー”・ブロックウェイを演じたジョーイ・D・ヴィエイラ(本名:ドナルド・キーラー)がこの世を去った。80歳だったという。

ヴィエイラは翌日に誕生日を控えた月曜日、ホスピスで亡くなったという。彼の訃報は同じく『名犬ラッシー』に出演していたジョン・プロヴォストによるFacebook上の投稿で明らかになった。

ヴィエイラは1954年から1957年の間に『名犬ラッシー』にポーキー役を務め、91話に出演した。物語は農場に住む一家と、彼らを取り巻く人々やコリー犬たちとの交流を暖かく描き出したもので、初出演時に10歳だったヴィエイラ演じるポーキーと、そのトレードマークのニット帽はお茶の間にとってお馴染みの存在となった。

その後もヴィエイラは子役として活躍を続け、『The Many Loves of Doby Gills』(1959-1963)や『シャーリー・テンプルのお話本』(1958-1961)などに出演した。しかし、ヴィエイラの役柄はどれも『名犬ラッシー』のポーキーと似たようなものばかりだったため、本人は1982年になってから「似たようなセリフをくる日も来る日も繰り返すのにどれだけうんざりしていたか言い表せないほど」と当時のフラストレーションを打ち明けていた。

その後のヴィエイラは映画でも活躍し、『キャプテン・アメリカ(原:Evel Knievel)』(1971)や『フリー・エンタープライズ』(1998)などに出演している。

心から冥福を祈る。

※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら

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