待望の続編『ブラック・フォン2』は前作超えの恐怖！「さらに過激」と監督が予告─最新予告編が解禁

ユニバーサルとブラムハウスによるホラー映画『ブラック・フォン2（原題）』の予告編が、メキシコシティで開催されたポップカルチャーイベント「CCXPメキシコ」にて公開された。

2022年に公開された前作『ブラック・フォン』は、興行収入249億5,500万円以上のサプライズヒットを記録。本作は、その正式な続編となる。

『ブラック・フォン2』ポスター Courtesy of Universal Pictures and Blumhouse

原作は、スティーヴン・キングの息子ジョー・ヒルによる短編小説。前作では、仮面をつけた連続誘拐犯「グラバー」に囚われた少年が、過去の被害者たちの霊とつながる黒電話を通して、脱出を試みるという物語が描かれた。

今回の続編では、グラバーが再び登場。予告編では、主人公フィニー（演：メイソン・テムズ）とグラバー（演：イーサン・ホーク）の不気味な電話シーンが描かれ、「死はただの言葉だ」という印象的なセリフも。予告編の後半には、前作以上に衝撃的なビジュアルが次々と映し出され、作品のホラー性が一層強調されている。

監督スコット・デリクソンは、本作を「前作よりも明らかに暴力的で、恐ろしく、過激」と表現。前作では、幽霊がすべて被害者として描かれていたのに対し、本作では”悪役としての幽霊”が登場し、恐怖の質そのものが変化しているという。また、登場人物が中学生から高校生へと成長したことにより、物語のトーンにも違いが生まれている。

デリクソン監督は、前作では自身の幼少期の経験——暴力やいじめが蔓延していたデンバーでの生活——を反映させていたが、続編では高校時代のロッキー山脈での冬季キャンプ体験をもとに、より厳しく孤立した環境を舞台として構築。年齢の変化だけでなく、ロケーションの持つ空気感も、本作の不穏さと緊張感を高める重要な要素となっている。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。

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