スヌープ・ドッグ伝記映画、主演はドラマ『アウターバンクス』のジョナサン・デイヴィスに決定

スヌープ・ドッグの伝記映画が、ユニバーサル・ピクチャーズで製作される。主演は、ドラマ『アウターバンクス』で注目を集めたジョナサン・デイヴィスに決定した。クレイグ・ブリュワー監督がメガホンを取る。本作は、ヒップホップの伝説的アーティストであるスヌープ・ドッグの波乱に満ちた人生を描く。
注目の若手俳優が大役に抜擢
クレイグ・ブリュワー監督は、『星の王子 ニューヨークへ行く2』(2021)や『ハッスル&フロウ』(2005)で知られる。一方で、脚本はジョー・ロバート・コールが手がけた原案をブリュワーが改稿している。この物語は「カルヴィン・ブロウダス・Jr.」が、スヌープ・ドッグとして名声を得るまでの軌跡を描く。
プロデューサーにはスヌープ・ドッグ本人や、ブライアン・グレイザー、デス・ロウ・ピクチャーズのサラ・ラメイカー社長が名を連ねる。また、これはデス・ロウ・ピクチャーズとNBCユニバーサル・エンターテインメント&スタジオの包括契約下での初プロジェクトとなる。
デイヴィスの経歴と今後の展望
25歳のジョナサン・デイヴィスは、Netflixの冒険シリーズ『アウターバンクス』でポープ・ヘイワード役を演じた。さらに、同作は第5シーズンで完結することが決定している。また、彼はNetflixの映画『リベンジ・スワップ』(2022)にも出演している。
一方で、スヌープ・ドッグは17回のグラミー賞ノミネート歴を持つアーティストだ。テレビや映画でも活躍している。また、1993年にリリースされたデビューアルバム『Doggystyle』は、ドクター・ドレーがメインプロデューサーとして制作を手がけ、”What’s My Name?”や”Gin and Juice”などのヒット曲が生み出された。
音楽伝記映画ブームの背景
音楽伝記映画は現在もハリウッドにとって重要なジャンルだ。パラマウントの『ボブ・マーリー:ONE LOVE』や、サーチライト製作で、ティモシー・シャラメがボブ・ディランを演じた『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』などが大成功を収めている。
また、ソニーが手がけるビートルズ4部作映画は2028年4月の劇場公開が予定されている。さらに、ブルース・スプリングスティーンの伝記映画『Deliver Me From Nowhere (原題)』は今秋公開される。
ユニバーサル・ピクチャーズ製作のスヌープ・ドッグ伝記映画は、若手実力派俳優ジョナサン・デイヴィスの主演でヒップホップ界のスーパースターの人生を描く注目作となる。音楽伝記映画ブームの中で、この作品がどのような成功を収めるかが期待される。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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