『ソーシャル・ネットワーク』続編始動!主演候補にジェレミー・ストロング、Metaの闇を描く社会派ドラマに

俳優ジェレミー・ストロングが、『ソーシャル・ネットワーク』続編に出演交渉中であることが明らかになった。本作は前作と同じく、アーロン・ソーキンが脚本と監督を務め、ソニーが製作する。
ストロングは、HBOドラマ『メディア王 〜華麗なる一族〜』で知られ、最近では映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』でドナルド・トランプの恩師ロイ・コーンを演じ、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた実力派俳優だ。すでにマイキー・マディソンやジェレミー・アレン・ホワイトも出演候補として名前が挙がっており、ソーキンは現在キャストや予算を調整しながらスタジオと最終交渉を進めている。
関係者によれば、ストロングはFacebook(現・Meta)のCEOであるマーク・ザッカーバーグ役を演じる可能性がある。前作でザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグは現時点で続投を見送っており、その後任としてストロングの起用が検討されている。
続編の題材となるのは、『ウォール・ストリート・ジャーナル』による調査報道「Facebookファイル」。同社の内部報告に基づき、Facebookが若者に与える悪影響、誤情報の拡散、そして2021年の米連邦議会襲撃事件への関与など、Metaの内部実態に迫る物語となる。
マイキー・マディソンは、実在の内部告発者フランシス・ホーゲン役を演じる予定。ホーゲンはデータエンジニアとして勤務し、企業の内部問題を告発した。一方、ホワイトは『ウォール・ストリート・ジャーナル』の記者役を務める可能性が高い。
映画は1999年の『インサイダー』や2015年の『スポットライト 世紀のスクープ』に近い、社会派の骨太なドラマになると見られている。『ソーシャル・ネットワーク』続編は現在開発段階にあるが、ソニーにとって最重要プロジェクトの一つとして急速に進行中だ。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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