『ファイナル・デスティネーション』続編が始動!『ブラッドライン』大ヒットを受け脚本家続投へ

『ファイナル・デスティネーション:ブラッドライン(原題)』 Everett Collection
『ファイナル・デスティネーション:ブラッドライン(原題)』 Everett Collection
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ワーナー・ブラザース傘下の映画製作スタジオであるニュー・ライン・シネマは、今年5月に公開されヒットしたホラー映画『ファイナル・デスティネーション:ブラッドライン(原題)』の続編制作を進めている。

5月公開のシリーズ6作目が大ヒット

『ファイナル・デスティネーション:ブラッドライン』はシリーズ6作目で、2011年以来の新作となる。『スパイダーマン:ホームカミング』の監督であるジョン・ワッツが原案・製作を担当、ザック・リポフスキーとアダム・スタインが監督を務めた。

ウォーレン・ザイドが製作総指揮を務め、プロデューサーとしてクレイグ・ペリー、ワッツの妻ダイアン・マガニグル、トビー・エメリッヒが参加。そして同シリーズおなじみのシーラ・ハナハン・テイラーもプロデューサーとして復帰した。

同作は、全米興行収入1億3,810万ドル(約204億円)、全世界興行収入2億8,600万ドル(約423億円)超を記録。第4作『ファイナル・デッドサーキット 3D』(2009年)の全米興行収入の2倍以上に到達し、シリーズ最大のヒットとなった。

続編に6作目の脚本家を起用か

ニュー・ライン・シネマは『ファイナル・デスティネーション:ブラッドライン』のヒットを受け、ロリ・エヴァンス・テイラーを続編の脚本家に起用する予定だ。テイラーは同作でガイ・ビュシックと共同脚本を務めた。

テイラーはホラー映画ジャンルで活躍中。心理スリラー『セラー・ドア(原題)』(2024年)の脚本のほか、超自然スリラー『ベッド・レスト(原題)』(2022年)では監督デビューを果たした。

近作では、カーラ・ノートンによるホラー小説『密室の王』(原題:The Edge of Normal)の映画化作品で脚本を手掛けた。同作はクロエ・グレース・モレッツが主演、カルロタ・ペレダが監督を務め、2025年春に撮影を終えている。

ロリ・エヴァンス・テイラー WireImage

『ファイナル・デスティネーション』シリーズについて

『ファイナル・デスティネーション』は第1作が2000年に公開され、ニュー・ライン・シネマの予想を超える人気シリーズとなった。同シリーズは、予知夢によって死を回避した登場人物たちが、逃れられない死の恐怖にさらされていく様子を描く。

同シリーズは全世界累計興行収入9億8,300万ドル(約1,453億円)超を記録。『死霊館』シリーズ(23億ドル/約3,400億円)や『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』シリーズ(12億ドル/約1,774億円)に次ぐ、同スタジオ3番目の大ヒットホラーシリーズとなっている。

※為替レートは2025年8月9日時点の数値で換算しています。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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