テイラー・スウィフト、新アルバム発売で「ミーン・ガールズの日」を塗り替え|10月3日はスウィフティー記念日に

テイラー・スウィフトと映画『ミーン・ガールズ』(2004年)写真:Matt Winkelmeyer/Getty Images for The Recording Academy; Everett Collection
テイラー・スウィフトと映画『ミーン・ガールズ』(2004年)写真:Matt Winkelmeyer/Getty Images for The Recording Academy; Everett Collection
スポンサーリンク

10月3日にテイラー・スウィフトが「今日は何の日?」と聞いてきたら、「うーん、『ミーン・ガールズ』の日?それともアルバムの発売日?」と答えるだろう。

20年間続いた「ミーン・ガールズの日」の伝統

この20年間、10月3日は、リンジー・ローハン主演の2004年の名作映画『ミーン・ガールズ』にちなんで、非公式ながら「ミーン・ガールズ・デー」として知られてきた。しかし、スウィフトは今年、その日に変化をもたらすことを決めたのである。

テイラー・スウィフト『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール(The Life of a Showgirl)』写真:Mert Alas & Marcus Piggott
テイラー・スウィフト『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール(The Life of a Showgirl)』写真:Mert Alas & Marcus Piggott

ポップ界のスーパースターであるスウィフトは水曜日(現地時間)、自身12枚目の最新アルバム『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール(The Life of a Showgirl)』を10月3日に発売すると発表し、事実上、今年はその日を自らのものとしたのだ。そして、その理由は十分にある。

テイラー・スウィフトのラッキーナンバー「13」へのこだわり

グラミー賞の受賞者であるスウィフトは、恋人のトラビス・ケルシーとその兄ジェイソン・ケルシーがホストを務めるポッドキャスト番組『New Heights』の最近のエピソードで、アルバムの発売日である「10月3日」の10と3を足すと13になることを明かした。13は、彼女が1989年12月13日に生まれたことから、スウィフトにとって幸運の数字として広く知られているのである。

「(13の話は)いつでもうっとうしい」と、代表曲“Cruel Summer”を歌うスウィフトは冗談めかして語った。音楽キャリアを通じて何度も登場してきた“13”の引用について、「いつも13を状況に無理やりねじ込もうとするの。でも今回は自然にそうなった」と述べたのである。

ケルシー家族にとっても特別な10月

10月の最初の週は、スウィフト家と親しい関係となったケルシー家にとっても特別な時期である。というのも、その月にはトラビス、ジェイソン、母ドナ、そしてジェイソンの娘ワイアットを含む、複数の家族の誕生日があるからだ。

(左)ジェイソン・ケルシー、(右)トラビス・ケルシー、写真:Christian
(左)ジェイソン・ケルシー、(右)トラビス・ケルシー、写真:Christian

『ミーン・ガールズ』の10月3日シーンとは?

今年、スウィフトが10月3日をアルバム発売の記念日と宣言したとはいえ、『ミーン・ガールズ』のファンたちは、これまで何年にもわたり、10月3日の名場面を含む数々の印象的なシーンを引用し続け、この映画の遺産を生き続けさせてきたのである。

映画の序盤、主人公のケイディ・ヘロン(演:リンジー・ローハン)は、高校の憧れの相手アーロン・サミュエルズ(演:ジョナサン・ベネット)ともっと話すきっかけを作ろうとする。ナレーションでケイディは「10月3日、アーロンが私に『今日って何日だっけ?』と聞いた」と語り、場面の中でケイディは「10月3日よ」と答えるのである。

リンジー・ローハンも『ミーン・ガールズ』への偶然の言及を明かす

ローハンは最近、自身の新作映画『シャッフル・フライデー(原題:Freakier Friday)』(9月5日公開予定)に、2004年の青春コメディ『ミーン・ガールズ』へのオマージュが偶然盛り込まれていたことを明らかにした。本作でローハンは1作目『フォーチュン・クッキー』(2003年)母親役のジェイミー・リー・カーティスジェイミー・リー・カーティスと再びタッグを組んでいるのである。

続編では、アンナ(演:リンジー・ローハン)と、彼女の婚約者エリック(演:マニー・ジャシント)の結婚式が10月3日に設定されている。しかしローハンは、アメリカの映画情報サイト『Collider』の記者に対し、「本当にだれも気づいていなかったと思う」と語った。撮影初日に結婚式の招待状を見た際、自分が指摘するまで『ミーン・ガールズ』の“イースターエッグ”を仕込んでしまっていたことに、だれも気づかなかったというのである。

※ここでいう“イースターエッグ”とは、ファンへのちょっとした隠しネタや意図的な仕込みという意味

「私が『これ10月3日ってだれか気づいてる?“ミーン・ガールズ・デー”よ』って言ったの。それで『残そうよ、イースターエッグだし』って続けたの。でも監督のニーシャ・ガナートが『うちはイースターエッグなんてやらない』って言ったのよ。だから私、『いや、もうやっちゃってるじゃない!』って返したの」とローハンは振り返った。

いずれにせよ、世界中のスウィフティーと『ミーン・ガールズ』ファンが、この特別な日を一緒に楽しむことは十分にできる。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

ザ・ハリウッド・リポーター・ジャパンで最新ニュースをチェック

【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿